おとなの文化村(293回) 墨画アーチスト 東學さん

今夜はアートディレクターで墨画アーチストの東學さんをお迎えしています。

東さんは1963年(昭和38年)京都生まれの50歳。日本の演劇・舞台シーンで数多くのポスターデザインを手がける。いつもは雪駄に作務衣姿で大阪 ミナミを徘徊している異端的アートディレクター。絵は小さい時から扇絵師のお父様のもとで学ばれ14才で米国に留学を果たされ 当時の作品『フランス人形』はN.Y.メトロポリタン美術館に永久保存されているとか。そして東さんの絵のテーマは一貫して 「女」。純日本的な血から生み出される「墨画(bokuga)」(墨の絵)には、アートディレクターとしてのアバンギャルドな感性と、アーチストとしての日本古来の美意識が凝縮されているのだとか。今月22日には、再開される近鉄アート館の劇場開き公演において、いまや超売れっ子となった関西歌舞伎界の新しいスターである。片岡愛之助さんとのコラボレーションワーク、そして同じく近鉄アート館のギャラリー「スペース9」において自らの大型作品を集めた「墨画展」も待ち受けている東さん。準備に大忙しの隙間を縫って今夜はかけつけていただきました。

2月22日から大丸心斎橋劇場で「カルディアの鷹」の公演があるOSKの高世麻央さんと盛りだくさん。

これに関連する記事

WordPress Themes