おとなの文化村 (046回) 映画監督 キム・スギルさん

今夜のお客様は大阪にこだわりながら映画を撮り続ける映画監督のキム・スギルさんです。

キム監督は 1961年(昭和36年)大阪市生まれの大阪育ち18歳の時、故今村昌平監督が校長であった横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)に入学 映画の世界を志します。そして在学中18歳の時に 映画界の芥川賞ともいわれるシナリオ新人賞の城戸(きど)賞を「潤(ユン)の街」という作品で受賞。そして 映画界では異例の若さの21歳で脚本家 23歳で映画監督デビューを果たします また 劇映画の監督としては珍しく大阪にこだわり「ユンの街」以外にも、監督・脚本・プロデュース作「あーす」脚本作「ボクサー・ジョー」「橋のない川」など大阪を描いた作品が多くあり2004年には映画監督・脚本・プロデュース作として南果歩主演の「千の風になって」を発表 最新作品としては昨年堺の浜寺を舞台にした「浜寺物語」があります。また現在は映画製作の傍ら後進の指導のために 大阪芸術大学短期大学部広報学科客員教授も勤めておられます。

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