おとなの文化村(431回) コモード・アートフェスティバル 林僚児さん

今夜のお客様はアーティスト、アートディレクターの林僚児さんです。

林さんは1978年生まれ、 長野県小諸市のご出身。2001年東京造形大学油絵科を卒業。2002年から沖縄コザを拠点に全国各地のアートプロジェクトのディレクションや制作、マネージメントなどに関わっておられます。地域に密着し、土地の人々の表現を引き出すのが特徴で、土地固有の文脈や民俗、アニミズムや旧暦など現代に埋もれた基底文化や感覚、無意識の水脈をノックするアートプロジェクトを展開。2002年からコザ十字路銀天街での「CUVAプロジェクト」を皮切りに多くの企画、制作、アートイベントに取り組み、アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)最多出場団体として活動されています。そして2005年、コザ市に「スタジオ解放区」を設立。2008年から2013年まで 「沖縄市タウンマネージャー」として沖縄市中心市街地のまちづくりに携わられます。沖縄を舞台に「コザ百匠一起」「ありがとうアーケード」「銀天街タワー」 「沖縄国際芸術祭WANAKO」「全国アートNPOフォーラムin沖縄」など数多くの事業を開催、共同開催されています。さらに台湾や福島県いわき市での活動とともに、2013年に、淡路島洲本市の  「淡路島アートフェスティバル、しばえもん狸と萬狸の八変化饗宴/コモード・アートフェスティバル」の総合プロデューサーに就任。淡路島・洲本に伝わる「柴右衛門」という狸の民話。日本三名狸物語にも数えられるこの民話をモチーフに、現代のタヌキ=アーティストたちと地域が協働、新たな「マツリ」を創造するプロジェクトとして地域のみなさんとアーティストが連係して取り組んでこられました。4年目となるこの秋には、日本狸学会による「全国狸サミット」が洲本で開催されます。狸の民話を媒介に全国から人々の集うこのサミット・・・。しばえもん狸と深いつながりがある大阪道頓堀との連携が企画されています。今夜は、大阪のお世話役ノイリンから、あれこれとお話を伺っていきたいと思います。

 

 

これに関連する記事

WordPress Themes