おとなの文化村(299回) 和宗総本山四天王寺 執事 坂本峰徳さん

今夜はお彼岸の期間というわけでもありませんが1400年以上の歴史を持つお寺である和宗総本山四天王寺から執事の坂本峰徳さんにおこしいただきました

四天王寺さんは西暦593年、聖徳太子によって大阪の地に建立された日本最古の官営、つまりは国家が設立したお寺として知られており、ちょうどこの季節は春のお彼岸の時期で多くの参拝の方々で賑わっています。そして四天王寺さんで執事として活躍されているのが今夜のゲスト坂本峰徳さん。坂本さんは現在43歳。早稲田大学理工学部を卒業後、四天王寺福祉事業団に奉職。その後四天王寺さんにある四天王寺学園で学校運営にも携わられたのち四天王寺さんの執事となられます。現在は社会福祉士の資格ももたれて、四天王寺福祉事業団の常務理事としてもかつやくされているほか、地元の街おこしにも参画され、上町台地マイルドHOPEゾーン協議会や大江地区青少年指導員会などの地域活動に参加されています。聖徳太子が記された十七条憲法の第1条「和をもって貴しと為す」を心に刻み日々活動されている坂本さん。今夜は坂本さんの宗教家としての日々の活動をお話いただきます。

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おとなの文化村(298回) 杉本文楽のプロデューサー 足立寛さん

今夜は今月の28日から30日まで3日間、大阪中之島のフェスティバルホールを舞台に開催されるニューヨークを拠点に活動されている現代美術アーチスト杉本博司さんが生み出した文楽のニューウエイブとでも言えそうな現代アートとのコラボレーション「杉本文楽」のプロデューサー小田原文化財団の足立寛(アダチユタカ)さんをお迎えしています。

今回の公演の演題は「杉本文楽 曾根崎心中 付り(ツケタリ)観音廻り(メグリ)」およそ310年前に初演された 近松門左衛門作の人形浄瑠璃の代表作ともいえる「曽根崎心中」を現代美術アーチスト杉本博司さんの視点で捉え直した。この作品は、2011年に横浜で初演されて以来、昨年9月から10月にかけてはマドリード、ローマそしてパリとヨーロッパを代表する三都市での公演も大成功。現在文楽劇場などで上演されている通常の「文楽」とは違い、数えきれないくらいの変更、工夫、創作を加えて上演されるこの「杉本文楽」今夜はその見どころ、聴きどころをプロデューサーの足立さんからじかに、しかもたっぷりと語っていただきます。

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おとなの文化村(297回) ごちそうプロデューサー 広里貴子さん

今夜はいま話題の高視聴率を誇る朝の連続テレビドラマ「ごちそうさん」の 画面に登場する様々な「料理」をプロデュースしている 番組の影の主役とでも言うべきその名も「ごちそうプロデューサー」の肩書を誇る広里貴子さんです。

広里さんは 大阪生まれの大阪育ち。大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、母校に日本料理技術講師として入社。そして毎日お料理を教える中で、運命の『浪速魚菜の会』にめぐり会い、なにわ野菜にはまった広里さん。地元大阪の「なにわ野菜」をもっと多くの人に広めたい!という想いが日増しにつのり、そこで一念発起 長年勤務した辻調理師専門学校を退職し、自らの会社『(有)貴重(キチョウ)』を設立し大阪や近畿各地の魅力をPRする活動に従事する毎日が始まります。そしていまでは、料理教室の講師や茶事・催事(法事やお喰い初め等)へのお料理の提供や、テレビドラマ、料理番組、書籍・ポスター・パンフレット等の料理製作や商品開発・販売提供など、料理にかかわることならなんでもこいの広里さんですそして何といっても話題となったのが現在放送中の朝の連続ドラマ小説『ごちそうさん』の大阪料理指導を務めたこと広里さんが指導して毎日画面に登場する美味しそうな料理の数々が高視聴率を下支えしていたのかもしれませんね。今夜はそんなお料理大好きの広里さんに「美味しいお話」をたっぷりと伺いたいと思います。

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