おとなの文化村(749)  一般社団法人チエノワ 田中千恵子さん

今夜のお客様は京都からお越し頂いた「一般社団法人チエノワ」代表理事、田中千恵子さんです

観光客、住民、観光にたずさわる事業者みんなが、気持ちよく過ごせるように・・・。そんな思いを込めて、旅先で出会う人々がお互いに思いやりを持つ「ツーリストシップ」という言葉を考案し、広める活動をする「チエノワ」さん。代表の田中千恵子さんは埼玉県の出身、幼少期を台湾で過ごし、台湾の小学校全国野球大会にキャプテンとして日本人学校初出場を果たすという経験もありました。特色入試で京都大学経済学部に入学後は、短期留学、学生サークルの創設、ビジネスコンテスト最優秀賞受賞など学内外で精力的に活動。2019年から京都のために観光課題に取り組もうと活動を開始し、10月に一般社団法人CHIE-NO-WAを設立。2021年から世界に先駆けて「ツーリストシップ」を提唱。2021年3月に大学を卒業後、社会起業家として異例のプロ契約をダイドードリンコ株式会社と締結。2022年9月に京都市観光サポーター(旧観光大使)に任命され、ますます活動を広げておられます。まだ聞きなれない「ツーリストシップ」かもしれませんが、観光客が回復しつつあるいま、ぜひじっくりとお話しを伺いたいと思います。

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おとなの文化村(748)  奈良少年刑務所詩集 寮美千子さん

今夜のお客様は『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』を出版されて話題の寮美千子さんです。

寮美千子さんは1955年、東京生まれ。外務省、広告制作会社勤務を経て、31歳のときに毎日童話新人賞を受賞、作家に転身したという変わり種です。童話、絵本、小説、ノンフィクション、などで活躍なさってきましたが、2005年、長編小説「楽園の鳥 カルカッタ幻想曲」で泉鏡花文学賞を受賞。これをきっかけに、首都圏脱出を試み、2006年、縁もゆかりもない奈良市に移住。明治の名煉瓦建築である奈良少年刑務所を見学に行ったのがきっかけで、刑務所から、受刑者への絵本と詩の授業の講師を頼まれたそうです。以来、夫の松永洋介さんと二人で、足かけ10年、受刑者への教室の講師をなさってきました。授業の様子を記した『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』は新潮文庫にも収録され、10万部のベストセラーに。吹田の西日本出版社から出したノンフィクション『あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室』も大きな話題を呼び、講演依頼が途絶えません。最新刊は,近所に住む在日コリアン2世の方からの聞き書き小説『なっちゃんの花園』。ならまちにお店「古書バルぽらん」を出したり、古民家修復の「みなわプロジェクト」を立ちあげたりと、ますます多忙で、ご本人曰く「ひっちゃかめっちゃか」な日々をお伺いします。

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おとなの文化村(747)  OSAKA 100 JAZZ FESTIVAL 吉川裕之さん

今夜のお客様は「ジャズシティ大阪」事務局、ジャズプレーヤーの吉川裕之さんです。

吉川さんは京都外国語大学を卒業、1970年大阪万博の年にジャズ・クラリネットプレーヤーとして音楽人生をスタート。その年アメリカに渡り、ニューオーリンズ、カリフォルニアなどアメリカ各地で演奏活動をおこない1974年帰国後、サウスサイドジャズバンドを結成。デキシースタイルのジャズバンドとして大阪を中心に活躍。また、音楽プロデューサーとしてライブハウスや劇場の運営を手がけ、若手の育成やジャズを中心とした多くのイベントプロデュースを企画・実施するなど幅広く活動を続けてこられました。来る2024年は、大阪・道頓堀でJAZZが勃興してから100周年。国内外から多くの観光客が訪れる2025年「関西・大阪万博」を見据えた活動やイベントが始まっています。今夜は来週11月12日・13日に大阪ミナミで開催される「道頓堀リバーフェスティバル」から、なんば駅前広場、道頓堀界隈で繰り広げられる「OSAKA 100 JAZZ FESTIVAL」を中心に詳しくお話を伺いしたいと思います。
https://jazzcity-osaka.com/osaka100jazz/

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