Category: ゲスト紹介

おとなの文化村 (021回) 山本能楽堂 山本章弘さん

今夜のお客様は 大阪谷町にある山本能楽堂を主宰されている能楽師の山本章弘さんです。能楽観世流シテ方準職分 重要無形文化財保持者 財団法人山本能楽会理事長を務めておられます。

大阪・谷町にある山本能楽堂を中心として、観世宗家直門の気鋭の能の正統を伝えるとともに、初心者向け夜の公演「とくい能」、気軽な入門講座「まっちゃまちサロン」を開催。また、次世代に向け、現代美術家の視点を取り入れた、今までにない体験型の「こどもが楽しい」能の教室や、今まで「見るだけ」であった能公演を「参加して楽しめる」公演として「200人の羽衣」事業を立ち上げ、あらゆる世代に向け新たな能の魅力を伝えるべく、積極的な普及活動に力をいれておられます。また、落語家の司会と解説付きで、1晩に能、狂言、文楽、上方舞、落語、講談、浪曲、お茶屋遊び、女道楽等の中から4種類の芸能をダイジェストで楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」を大阪商工会議所との共同企画で立ち上げて定期的に開催、文化の香り高い「観光都市大阪」をアピールし、地元住民や観光客が楽しめる新たな夜型エンターテインメントの提供にも尽力されています。

これに関連する記事

おとなの文化村 (019回) 編集集団140B 江弘毅さん

今夜のお客様は 編集者で編集集団140Bの江 弘毅さんです。

1958年岸和田市生まれ。だんじり祭りを子守唄に育つ。81年神戸大学卒後、神戸新聞マーケティングセンター入社。88年同じ神戸新聞系列の出版社、京阪神エルマガジン社に移籍。89年「ミーツ・リージョナル」誌を立ち上げる。93~05年同誌編集長、「西の旅」編集長、取締役編集本部長を歴任。06年春、京阪神エルマガジン社を退社後、「オモロすぎる仲間と発起人」により大阪・中之島に編集集団140B8(イチヨンマルビー)設立。現在月5本の雑誌・新聞の連載・執筆、「街」と「だんじり」 中心の書籍編集のほか、 最近はNHKラジオ第1放送「かんさい土曜ほっとタイム」(全国放送・レギュラー)、ラジオ関西「ラジオの街で逢いましょう」(レギュラー) など、放送メディアへの登場も多くなっている江さんです。著書に『「街的」ということ~お好み焼き屋は街の学校だ』(講談社現代新書)、『岸和田だんじり祭だんじり若頭日記』(晶文社)、『岸和田だんじり讀本』(ブレーンセンター)、『店の ネタ本』(編著・マガジンハウス)などがあります。また京都精華大人文学部非常勤講師(まちづくり論 07年~)神戸女学院文学部非常勤講師(プレゼンテーションの技法 08年~)なども教育の分野でも活躍されています。

これに関連する記事

おとなの文化村 (020回) 太郎カンパニー 柿木央久さん

今夜のお客様は音楽批評家で 株式会社太郎カンパニー取締役の柿木央久さんです。柿木さんは1967(昭和42)年 大阪市生まれ。批評家。株式会社太郎カンパニー代表取締役。株式会社くいだおれ取締役。くいだおれ不動産株式会社常務 取締役。

1990年東京大学教養学部卒業。専攻は表象文化論。ボサ・ノヴァを卒論のテーマにし、卒業後の1993年雑誌『ブルータス』ボサ・ノヴァ特集号「ボサ・ノ ヴァに想いあふれて」巻頭記事で音楽批評家としてデ ビュー。その後、家業である「大阪名物くいだおれ」にも関わる。「くいだおれ」閉店までの三ヶ月はもっぱら広 報・メディア対応と「くいだおれ太郎」をめぐるマ ネージメント・演出、「くいだおれ総務部のブログ」 を担当(執筆・撮影)されました。 著書としては、祖父である「くいだおれ」創業者・山田六郎の一代記であり「くいだおれ」の公式社史でもある。『ばかたれ、しっかりせ』(講談社)、CDガイドと いう形をとったボサ・ノヴァの批評『決定盤 ボサ・ ノヴァCD100選』(河出書房新社)、くいだおれ太郎の「自伝」である『くいだおれ太郎のつぶやき』 (マガジンハウス)。また共著として、『200ロック語辞典』 『200CDザ・ロック・ギタリスト』(いずれも学研)などがあります。 そのほか、JTBとのタイアップでくいだおれ太郎がオーストラリアやアメリカに行った際の広告用の写真や『くいだおれ太郎のつぶやき』でも相当数のカットを撮影するなど、「くいだおれ太郎御用達し」のカメラマンとしても活躍中です。また2001年よりはここFM大阪の番組審議委員を務めておられ、現在は審議会副委員長をされています。

これに関連する記事

WordPress Themes