「離れ島に行くとしたら持っていきレコード」特集! 第7弾!
今週はMichael Franks(マイケル・フランクス)のアルバム『Sleeping Gypsy(スリーピング・ジプシー)」から紹介します。
1.Chain Reaction(チェイン・リアクション)
2.Lady Wants To Know(淑女の想い)
3.Antonio’s Song(アントニオの歌(虹を綴って)<アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ>)
ミスターAOR”マイケル・フランクス、メジャー・デビュー・アルバム1976年『アート・オブ・ティー』で絶賛された新感覚のシティ・ミュージックにさらに磨きのかかったセカンド・アルバム。 ポップスの中に、ジャズやブラジリアン・ミュージックの要素をセンス良く盛り込んだスタイルで人気を博し、1977年の「スリーピング・ジプシー」 (Warner:トミー・リピューマ・プロデュース、クラウス・オガーマン・アレンジ。クルセイダーズ、デヴィッド・サンボーン他参加)は、名曲 「ANTONIO’S SONG」、「THE LADY WANTS TO KNOW」など含む、AORの大名盤としてのみならず、1970年代の洋楽シーンを代表するアルバムとして世界的に大ヒット。
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「離れ島に行くとしたら持っていきレコード」特集! 第6弾!
THE CRUSADERSのアルバム「Street Life」なんですが、のぐったんのコーナーボーカルものが多いので
「THE CRUSADERS THE VOCAL ALBUM」のCDからお届けします。
1.This Old World’s Too Funky For Me(ファンキー・ワールド)ジョー・コッカー1981年
2.Street Life(ストリート・ライフ)ランディ・クロフォード1979年
3.Soul Shadows(ソウル・シャドウズ)ビル・ウェザース1980年
結成当時はジャズ・クルセイダーズと名乗っていたが、1970年頃よりポップでファンキーな音楽を目指す方針のもと、グループ名からジャズを取り除いた。ストレートなジャズの時代もファンクの時代も、スティックス・フーパー(Dr)のファンキーなリズムと、ジョー・サンプル(Pf)の作るメロディライン、そして何よりウィルトン・フェルダー(Ts)とウェイン・ヘンダーソン(Tb)の分厚いハーモニーこそがクルセイダーズの真骨頂である。ゲスト扱いのギターやヴォーカルにも注目したい。ちなみにレコーディングでは基本的にエレクトリックベースはウィルトン・フェルダーがオーバーダビングしている。
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音楽コーナーは「離れ島に行くとしたら持っていきたいレコード」特集!
2月2週目はMichael Jackson(マイケル・ジャクソン)のOFF THE WALL(オフ・ザ・ウォール)からお届けします。
1.それが恋だから It’s The Falling In Love
2.今夜はドント・ストップ Don’t Stop ‘Til You Get Enough
3.あの娘が消えた She’s Out Of My Life
1979年、初めてクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎えて制作された。エピック・レコードからは初、モータウン・レコード時代を含めた通算では5作目のソロ・アルバム。
それまでのマイケルのソロ・アルバムは、制作サイドが主導して作られたもので、マイケルは用意された曲を歌うだけだったが、本作ではクインシーが主導権を持っていたものの、マイケルの自作曲やアイデアも随所に入れられ、ロッド・テンパートン、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーなどの豪華作家陣からの楽曲提供、バックの演奏もクインシーの息のかかった一流ミュージシャンを起用するなど、アルバムのクオリティがそれまでと比べて格段に上がっており、このアルバムから真の意味でのマイケルのソロ活動が始まったと言って良く、「『オフ・ザ・ウォール』こそ、マイケルの本当の意味でのファースト・アルバム」と言う人もいる。
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