おとなの文化村(826)  長崎ちゃんぽん 皿うどんの中央軒 田中信敏さん

今夜のお客様は~長崎ちゃんぽん、皿うどんを大阪に紹介して60有余年、「株式会社中央軒」代表取締役、田中信敏さんです。

田中さんは1951年生まれ、長野県のご出身。長野県立野沢北高校を卒業し、東京の美術印刷会社に入社。1976年、大阪阿倍野の「辻調理師専門学校」に入学、翌年「株式会社中央軒」に入社されました。先代、義理の父にあたる田中庄八さんが「本場長崎の味を」と1958年(昭和33年)大阪なんばで創業した「中央軒本店」。現在、大阪市内を中心に関西に16店舗展開されています。田中社長は、1983年に常務取締役、2008年取締役社長、2017年代表取締役に就任。看板メニューの「長崎ちゃんぽん」「皿うどん」はもちろん、焼きめしベースの「オムライス」も評判の人気店として創業当時からの変わらない味を守り続け、時代の変化とともに柔軟に対応しながら成長を支えてこられました。大阪府中華料理業生活衛生同業組合理事長、全国中華料理業生活衛生同業組合理事、なんばウォーク商店会会長、大阪地下センター商店街連合会副会長など、業界や地域のリーダーとして活躍される田中信敏さん。文化村のよっさんも中央軒大ファンということです。今夜は、人気店「中央軒」のおいしさの秘訣などたっぷりとお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(825)  松竹新喜劇 渋谷天外さん

今夜のお客様は「松竹新喜劇」三代目渋谷天外さんにお越しいただきました。

渋谷天外さんは館直志(たてなおし)のペンネームで数多くの名作を残した二代目渋谷天外を父に1954年大阪に生まれ、わずか3才で舞台に上がり芸能界デビュー。1977年(昭和52年)松竹新喜劇に入団し渋谷天笑の名で活動をスタート。1991年の「新生松竹新喜劇」の旗揚げに参加。翌年、三代目渋谷天外を襲名し劇団の代表に就任。父親譲りの才能で脚本や演出も手掛け、2005年『お祭り提灯』の演出で文化庁芸術祭賞優秀賞。2014年、松尾芸能賞優秀賞を受賞、2015年『はるかなり道顔堀』で文化庁芸術祭賞大賞を劇団として受賞。映画「この世界の片隅に」では声優として特別出演、NHK連続テレビ小説「おちょゃん」に出演するなど多岐に わたって活躍されています。 今夜は、来る5月10日から始まる「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」松竹座公演のお話などたっぷりとお伺いします。

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おとなの文化村(824)  南丹市立文化博物館 井尻智道さん

今夜のお客様は京都府園部からお越しいただきました「南丹市立文化博物館」館長、井尻智道さんです。

井尻さんは1971年(昭和46年)、京都府南丹市日吉町のお生まれ。帝塚山大学教養学部(日本文化コース)卒業。1996年、旧園部町役場に入庁。園部文化博物館(現南丹市立文化博物館)の設立準備に関わり、1998年の開館以降、同館学芸員となり、2018年から館長を務め、専門は民俗、近現代、近現代美術を担当されています。2006年、園部町・八木町・日吉町・美山町が合併し誕生した南丹市は、京都府のほぼ中央に位置し、北は福井と滋賀県、南は兵庫県と大阪府に接しています。山陰道や大堰川が貫通し、古くから交通の要衝として栄えました。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている「美山かやぶきの里」や江戸時代に整備された「園部城」、日本最古の天満宮と称される「生身(いきみ)天満宮」など歴史的な風景や建物も多く点在しています。そしていま南丹市立文化博物館では春季企画展「大塚春嶺展~歴史画と物語絵をめぐる優美さ~」が開催されています。今回は没後80年となった園部町出身の日本画家「大塚春嶺」が縁となりおとなの文化村にご出演いただくことになりました。さて、大塚春嶺と大阪との縁とは?井尻館長からお話を伺いたいと思います。

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