おとなの文化村(889)  文楽太夫 竹本千歳太夫さん

今夜のお客様はいま国立文楽劇場で開催中の~2025大阪・関西万博開催記念「人形浄瑠璃文楽夏休み特別公演」から文楽太夫の竹本千歳太夫さんにお越しいただきました。

竹本千歳太夫さんは1959年5月東京生まれ。1978年、人間国宝、四代目竹本越路太夫に 入門。翌年、竹本千歳太夫を名乗り大阪・朝日座で初舞台。2005年、人間国宝、八代目豊竹嶋太夫門下となります。1999年度の芸術選奨文部大臣新人賞、 2016年度の大阪文化祭賞優秀賞、2020年度の国立劇場文楽大賞、2021年度芸術選奨文部科学大臣賞など多数受賞され、2022年4月、物語のクライ マックスを語ることが許される「切場語り」に昇格。令和6年春の紫綬褒章を受章されました。今夜は現在公演中の第179回「令和7年夏休み文楽特別公演」の見どころ、そして東京の下町、深川生まれの少年がいかにして文楽太夫をめざしたのか、たっぷりと語っていただこうと思います。

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おとなの文化村(888)  2025年日本国際博覧会協会大阪パビリオン 山縣敦子さん

今夜のお客様は先日折り返しを迎えた「大阪・関西万博」から「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会大阪パビリオン」広報・催事課長、山縣敦子さんにお越しいただきました。

山縣さんは1995年(平成7年)大阪府に入庁。 環境農林水産部、府民文化部、健康医療連携部、公共戦略連携デスク、スマートシティ戦略部などを経て、 2023年4月、公益法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオンへ異動。『大阪・関西万博の開催目的を踏まえ、大阪は、オール大阪オール大阪の知恵とアイデァを結集させ、訪れた人々が「いのち」や「健康」近未来の暮らしを感じられる展示を実現するとともに、大阪いう都市の活力・魅力を世界のより多くの人々に伝えていきます。誰もがわくわくしながら、驚きや新たな発見に満ちた感動が味わえるとともに、参加型のパビリオンとして、体験や共創を通じて、深く心に記憶され、新たな行動につながるようなパビリオンをめざします』と、 大阪ヘルスケアパビリオンの成功に向けて、広報・催事課長として日々奮闘されています。およそ7年ぶりのご出演の山縣さん、開会から後半戦に入った「大阪・関西万博」これからの見どころなどお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(887)  歌舞伎「晴の会」 片岡千壽さん 片岡りき彌さん

今夜のお客様は今年10回目を迎える第十回あべの歌舞伎「晴の会」から片岡千壽さん、片岡りき彌さんのお二人にお越しいただきました。

片岡千壽さんはこの番組4度目のご出演、芝居心とセンスの良さを感じさせる女方。松竹・歌舞伎塾第1期生で、平成11年3月に大阪松竹座の『仮名手本忠臣蔵』の村松三太夫ほかで初舞台。12月に片岡秀太郎に入門し、片岡千壽郎を名乗る。平成24年12月に南座での『廓文章』の仲井およしで片岡千壽と改め名題昇進。日本俳優協会奨励賞。平成25年咲くやこの花賞。『大當り伏見の富くじ』の犬の小春、『あらしのよるに』の狼ぱりい、『源平布引の滝』葵御前などで活躍。令和2年の京都顔見世では師匠の持ち役だった『廓文章』の女房おさきに抜擢された。屋号は松嶋屋。片岡りき彌さんははかなげで優美な風情が光る女方。松竹・上方歌舞伎塾第1期生で、平成11年3月に大阪松竹座での『仮名手本忠臣蔵』の間瀬九太夫ほかで初舞台を踏んだ。12月に片岡秀太郎へ入門し、片岡りき彌を名乗る。遊女や傾城、腰元、官女など芸域を広げている。上方歌舞伎会では『熊谷陣屋』の藤の方、『絵本太閤記』の初菊など女方の大役に挑戦している。令和3年12月南座の『三人吉座』の夜鷹おとせで名題昇進。屋号は松嶋屋。

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