おとなの文化村(720)  手描きの鯉のぼり工房 髙田武史さん

今夜のお客様は手描きの鯉のぼり工房「堺五月鯉幟 髙儀」六代目、髙田武史さんです。

髙田さんは昭和29年(1954年)、明治元年創業・堺五月鯉幟工房を営む家の次男として生まれました。大学卒業後、自動車販売会社に就職し営業マンの道を歩んでこられましたが、昭和56年(1981年)、おじいさまの死を機に家業を継ぐことを決意、父で五代目の為八さんに師事。昭和63年、伝統工芸後継者作品展で大阪府知事賞受賞、平成6年大阪府伝統工芸士、平成14年堺市ものづくりマイスター認定、大阪府工芸功労者表彰、大阪伝統工芸品産業振興協議会会長賞受賞ほか海外にも出展。いまや全国でも数軒という手描きの鯉のぼり工房を堺浜寺で継承する六代目髙田武史さん。先代からのものづくりの心を引き継ぎ、時にはアゲインストの風に立ちむかい、時代の波を泳ぐ「堺五月鯉幟」のいまをそして未来を語っていただきましょう。

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