おとなの文化村(724)  大地と人の健康を食の現場からリノベーションする 木村信一さん

今夜のお客様は~大地と人の健康を食の現場からリノベーションする~「株式会社シェフィールド・キムラート」代表取締役、木村信一さんです。

木村さんは1978年(昭和53年)福岡県北九州市生まれ。幼少期より愛読していた「美味しんぼ」や、親戚のお兄さんのコック服姿に憧れ料理人になる夢をもって育ちました。2001年3月、九州大学経済学部経済学科卒業後、5月からワーキングホリデー制度を活用してカナダ東部(オンタリオ州、ケベック州)へ、飲食店複数軒で就労し翌2002年6月に帰国。7月に上京、複数の飲食店での勤務し、「最初は有名シェフになりたくて美味しくて華やかな料理を学んでいましたが、次第に社会的にどのように役立つ人間になりたいかを考え始めた」と語る木村さん。2009年4月「ソシエテミクニ」入社。セコム医療が運営するクリニック内のレストラン「ミクニマンスール」(東京都千代田区)料理長勤務。食べ物は心も体も満たす一方、その選択によっては健康を害することもある。自分は、食べることで心も体も元気になる料理を作れる人間になりたいと気づきます。2013年4月、大阪市北区ナレッジキャピタルでロート製薬が運営する薬膳レストラン「旬穀旬菜」のレシピ開発と調理アドバイザーとして出向勤務。2015年1月、伊勢志摩の「旅館ばさら邸」料理長研修後に退職。UDS株式会社入社。食と住のコミュニティスペース「NODEUEHARA」(東京都渋谷区)料理長。2016年9月、株式会社バルニバービ入社「Good Morning Café千駄ヶ谷」料理長として勤務。30代半ばまで職場を転々とした時期。収入を稼ぐための仕事であればわがままをいわないというのは個人的にはあっていないと気づき、2017年6月、株式会社ロートウェルコート入社、「旬穀旬菜」で料理長として勤務、食で健康を世に広めるならばここしかないと、家族の反対を振り切って単身で大阪へ。2020年4月、ロートグループ総合料理プロデューサーに就任、来月6月末をもって退社予定。コロナ感染症の世界的な蔓延などがきっかけで社会構造の大転換期を迎える。今こそ大地と人の健康を食の現場から仲間たちとリノベーションすべく、2022年4月「株式会社CHEFIELD KIML’ART」を設立。「EAT LOCAL LAUGH EARTH !」プロジェクトが始動しました。今夜は木村さんご自慢の一品をスタジオにお持ちいただいてのご登場です!

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