おとなの文化村(874) 落語家 小春団治さん
今夜のお客様は2010年2月(第84回)以来のご出演、落語家の桂小春団治さんです。
桂小春団治さんは昭和33年(1958年)大阪市のお生まれ。昭和52年、立命館大学中退後三代目桂春団治に入門し桂春幸と名のります。昭和54年、小春に改名。昭和57年・58年「ABC漫才落語新人コンクール新人賞」受賞。平成9年度「文化庁芸術祭新人賞」受賞し、平成11年、道頓堀中座にて三代目桂小春団治を襲名。平成12年、世界最大の芸術祭「エジンバラフェスティバル」に落語家として初めて参加。独自の字幕方式での海外公演を始め、以後フランス・ドイツ・ロシア・ブルガリア・フィンランド・ベルギー・ノルウェー・トルコ・韓国・カナダなどのべ十数か国で公演。平成18年、文化庁文化交流使に任命、Newsweek誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、NPO法人「国際落語振興会」を設立。平成19年「文化庁芸術祭優秀賞」受賞、ニューヨークではブロードウェー公演はじめ国連本部、カーネギーホールでの公演と思えば、大阪弁のラップ・ミュージックCDを発売するなど幅広く活躍されています。そんな桂小春団治さん、今回の文化村再訪問のミッションは来月開催される「彦八まつり」の広報担当。上方落語の始祖「米沢彦八」の功績を称え、上方落語の伝統を広くアピールすることを目的に平成3年(1991年)から「生国魂神社」で開催されている「落語家さんのファン感謝イベント~彦八まつり」ことしは5月17日土曜、18日日曜費に開催されます。ことしで第32回目の開催となる「彦八まつり」、大阪の名物としてすっかり定着してきました。今年はどんなお祭りが繰り広げられるのでしょうか・・・たっぷりと語っていただきます。