おとなの文化村(349回) 大阪高低差学会 新之介さん

今夜のお客さまは、地形の変化や地形と歴史の関わりを楽しむ地形愛好家グループ「大阪高低差学会」の「新之介」さんです。

新之介さんは大阪市淀川区で生まれ育つ。会社員であり街系ブロガーでもある。2007年9月に始めたブログ「十三のいま昔を歩こう」は7年目を迎え、記事の数は800を超える。上町台地の地形の面白さに目覚め、2013年2月に友人らと「大阪高低差学会」を発足させる。会員数は130名を超える。大阪は平坦な土地が多いが、上町台地という特徴的な地形が都市部の真ん中にあり、縄文時代は海に浮かぶ半島のような存在であった。実際に上町台地を歩くと、波によって浸食された浸食崖が広範囲に確認でき、それ以外にも変化に富んだ地形が随所に点在している。「大阪高低差学会」は、そんな地形の変化や地形と歴史の関わりを楽しむ地形愛好家グループである。定期的に、大人数でのフィールドワークを行っているが、全国には我々と同じような地形愛好家がおり、東京や千葉、埼玉、多摩・武蔵野、新潟、名古屋、京都、神戸などの地形愛好家グループとも交流し、親交を深め、地形歩きを楽しんでいる。

 

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