今夜のお客様は落語家、桂吉坊さんです。
桂吉坊さんは1981年(昭和56年)兵庫県西宮市のお生まれ。1999年(平成11年)1月、桂吉朝に入門。3月に「岡町落語ランド」において「東の旅~煮売屋」で初舞台。2000年(平成12年)4月から桂米朝のもとで内弟子修業をはじめ、2003年(平成15年)4月に卒業。以後、古典落語を中心に舞台を重ね、2007年(平成19年)には「G2プロデュース」の舞台「地獄八景 浮世百景」で役者デビュー。2008年(平成20年)公開の映画「能登の花ヨメ」では謎の旅芸人として映画デビュー。自身の会「吉坊の会」を東京、大阪で開催するほか、各地で落語会を開いておられます。雅楽や日本舞踊、能など古典芸能への造詣も深く、ナビゲーターや対談なども数多く勤めるほか、この番組でもおなじみ「あべの歌舞伎・晴の会」で「浮世咄一夜仇討」の脚本も手掛けるなど多彩な活動を展開。2011年「咲くやこの花賞大衆芸能部門受賞」、2012年「第49回なにわ芸術祭新人賞」、2014年「第9回繁昌亭大賞奨励賞」、2019年「国立演芸場花形演芸大賞金賞」、昨年2023年には「大阪文化祭賞奨励賞」「第3回古典の日文化基金賞」そして「第18回繁昌亭大賞」受賞とめざましい活躍の桂吉坊さん。ノイリン、前々から待望のご登場です!
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今夜のお客様は伝統芸能コーディネーター「花福座 伝統芸能応援部」主宰、花岡京子(けいこ)さんです。
花岡さんは1967年大阪生まれ、泉北ニュータウンで育ち鳳高校から龍谷大学に進学。マーケティング企画調査会社に就職。子供の頃から歌ったり踊ったりがとにかく好きだったという花岡さん、「日本酒と落語を楽しむ会」「日本酒と狂言を楽しむ会」などを会社主催で実施したことで茂山千作さんと小学校以来の再会。20歳から池坊華道、30歳から裏千家、35歳から香りの世界「香道」を嗜むなか着物にはまり、歌舞伎、文楽に通うようになりました。会社の宴会でもカラオケではなく、一指し舞い、一節うなりました。37才で琉球舞踊、42才から義太夫を習いと芸能好きがさらに高じて「自分が大好きな伝統芸能が敷居の高いものとして敬遠されていること」を憤り、何か自分にできることはないかと模索。2019年、勤続30年で突如退職を申し出て「伝統芸能の継承者を応援したい」と決意。2021年1月「花福座伝統芸能応援部」を立ち上げ宣言。コロナ禍のなか、落語、講談、浪曲や常磐津、新内、清元など浄瑠璃の魅力を紹介するミニ公演「語り芸を楽しむ会」を企画・運営して好評を博しておられます。花福座、花岡京子さんのさまざまな活躍は、この番組でも「並木座」仕掛け人、山根秀宣さんから度々紹介されています。さあ、いよいよ今夜は満を持してご本人の登場です!
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今夜のお客様、は来る1月22日から大阪松竹座で上演される「Night Kabuki in Osaka Doutonbori」にご出演の歌舞伎俳優、片岡千次郎さん、片岡千壽さんのお二人です。千次郎さんは2016年5月、千壽さんは2017年7月以来となるご出演です。
片岡千次郎さんは1981年、大阪府柏原市のお生まれ。1999年、上方歌舞伎塾第一期を修了、大阪松竹座「忠臣蔵」で初舞台。12月片岡我當さんに入門、南座公演から片岡千次郎を名のり、2013年12月、南座公演で名題に昇進。立役から女形まで幅広く、近年大役に抜擢される機会が増えています。片岡千壽さんは1981年生まれ、兵庫県明石市のご出身。上方歌舞伎塾一期を修了し、1999年大阪松竹座「忠臣蔵」で初舞台。二代目片岡秀太郎さんに入門、2012年12月、南座公演で初代片岡千壽を名のり名題昇進。2013年度「咲くやこの花賞」を受賞。2015年、上方歌舞伎塾一期生の片岡松十郎さん、片岡千次郎さんらと「晴の会(そらのかい)」を結成「あべの歌舞伎」公演として人気を集めています。今回は400年を超える歴史を持つ日本の代表的な伝統芸能「歌舞伎」の魅力を、海外のお客様にも分かりやすく紹介する特別な歌舞伎公演が大阪松竹座で誕生します。大阪観光の中心地・道頓堀で気軽に歌舞伎を楽しめる「Night Kabuki」。ご出演のお二人から詳しくご案内いただきましょう。
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