おとなの文化村 (023回) 日本コナモン協会 熊谷真菜さん

今夜のお客様は 大阪!といえばこの食べ物「たこやき」の研究で この丸い庶民の食べ物を大阪ローカルから全国区に押し上げたこの方タコヤキストの熊谷真菜さんです。

熊谷真菜さんは兵庫県西宮市生まれ。生活文化研究家。タコヤキスト。そして日本コナモン協会会長です。 そもそも熊谷さんと「たこやき」とのなれそめは立命館大学の卒業論文でたこやきの調査をしたこと。そして93年、10年間に及ぶ調査をまとめた文献「たこやき」でデビュー。同時に、全国的なたこ焼ブームがおこり、各地のたこやきを食べ歩く日々が続いています 。また95年には作詞作曲したCDアルバム「たこやき」(NECアベニュー)を発表、話題をよびました。 著書は「楽しくつくろう たこ焼き いろいろレシピ」(雄鶏社 , 2008.4) 「粉もん」庶民の食文化」(朝日新書 朝日新聞社 , 2007.9)「ふりかけ 日本の食と思想 」共著★(学陽書房, 2001.4 ) 「たこやきのナゾ 」(草土文化, 2000.9 )など多数。そして、食文化はもとより、銭湯、ぬけ道、商店街など、庶民派、下町文化にまつわる暮らしの美学再発見のためのフィールドワークにも定評があります。 2003年5月7日、「コナモン」の日に日本コナモン協会を設立され、昨年第1回大阪コナモン博覧会を開催、今年も12月25日まで第2回大阪コナモン博覧会が開催中です。

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おとなの文化村 (022回) OSK日本歌劇団 桜花昇ぼるさん

今夜のお客様は この番組始まって以来の出来事。レビュー界のスターOSK日本歌劇団の桜花昇ぼるさんの登場です。

桜花さんは 天性の恵まれた華やかな容姿に加えて歌、踊り、お芝居を巧みに披露される 三拍子揃った男役のトップスターですお芝居では 正統派の甘い二枚目からワイルドな役柄まで男役としての魅力たっぷりの守備範囲の広い演技力には定評があります。またレビューショーではその長身から繰り出すダイナミックなダンスやステップ。また関西人ならではのユニークさを兼ね備えた変幻自在のエンターティナーぶりを発揮するステージはこれぞレビュー! OSK86年の歴史の中でも5本の指に入る実力派と高く評価され、OSK日本歌劇団の屋台骨を背負うトップとして今後のますますの活動が期待されている桜花さんです。また桜花さんの今年2008年は大忙しでした。2月には「ミュージカル真田幸村」の主役。4月大阪松竹座でのトップ披露公演。そして7月の京都南座公演では源氏物語千年紀を祝うステージにおいて宇治十帖の薫の君を熱演されたのは記憶に新しいところでしょう。

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おとなの文化村 (021回) 山本能楽堂 山本章弘さん

今夜のお客様は 大阪谷町にある山本能楽堂を主宰されている能楽師の山本章弘さんです。能楽観世流シテ方準職分 重要無形文化財保持者 財団法人山本能楽会理事長を務めておられます。

大阪・谷町にある山本能楽堂を中心として、観世宗家直門の気鋭の能の正統を伝えるとともに、初心者向け夜の公演「とくい能」、気軽な入門講座「まっちゃまちサロン」を開催。また、次世代に向け、現代美術家の視点を取り入れた、今までにない体験型の「こどもが楽しい」能の教室や、今まで「見るだけ」であった能公演を「参加して楽しめる」公演として「200人の羽衣」事業を立ち上げ、あらゆる世代に向け新たな能の魅力を伝えるべく、積極的な普及活動に力をいれておられます。また、落語家の司会と解説付きで、1晩に能、狂言、文楽、上方舞、落語、講談、浪曲、お茶屋遊び、女道楽等の中から4種類の芸能をダイジェストで楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」を大阪商工会議所との共同企画で立ち上げて定期的に開催、文化の香り高い「観光都市大阪」をアピールし、地元住民や観光客が楽しめる新たな夜型エンターテインメントの提供にも尽力されています。

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