おとなの文化村 (064回) 映画絵アーチスト 八条祥治さん

今夜のお客様はいまは懐かしくなってしまった映画館の看板を描く映画絵のアーチスト八条祥治さんです。

八条さんは1956年大阪市のご出身。学校を卒業後建築会社のサラリーマン生活をしていた八条さんですが1981年 映画看板絵師である父親の八条孝昌(たかまさ)さんが立ち上げた映画看板制作会社『八条工房』に弟子入りし看板絵師の修業をはじめます。以来 主に道頓堀、千日前、梅田、和歌山など関西一円の映画館の劇場正面にある手描き映画看板をてがけることになります。当初は順調に仕事が進んでいましたが 90年代初頭のバブル崩壊と時を同じくして 各地にシネコンが進出することとなり 老舗映画館が続々閉館となり仕事も激減  最後の仕事先であった道頓堀の映画館が閉館した2007年に 師匠である父が他界。親から受け継いだ 手描き看板の技術を後世に残したいとの想いが強まり 今年3月に「大好きなスターやタレント、恋人や大切な人を描いてみませんか!」をキャッチフレーズに 「映画絵倶楽部」をスタートコンピュータグラフィックスでは出せないぬくもりのある手描きの看板絵にこだわり続ける毎日です。

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おとなの文化村 (063回) 南海電車の会長兼CEO 山中諄さん

今夜のお客様は大阪南部の庶民の足を担う電車 南海電車の会長兼CEO 山中諄さんです。

山中さんは昭和18年三重県の出身。昭和40年3月に立命館大学経済学部を卒業後、同年4月 南海電気鉄道株式会社入社。鉄道事業の様々なセクションを体験後、平成13年6月に代表取締役社長に就任。そして平成19年6月には代表取締役会長 兼 CEOに就任。南海電鉄のトップリーダーとして鉄道事業を中心に大阪南部の地域開発に奮闘されています。また同時に関西の経済界のリーダーの一人として関西鉄道協会 理事、学校法人立命館 理事、社団法人日本経済団体連合会 常任理事、社団法人中央電気倶楽部 理事、大阪商工会議所 2号議員、社団法人関西経済同友会 代表幹事、社団法人関西経済連合会 評議員などを歴任されていて多忙な日々を送っていらっしゃいます。今夜は南海電車を通じての大阪ミナミエリアへの想いなどをたっぷり語っていただきます。

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おとなの文化村 (062回) 放送作家 萩原芳樹さん

今夜のお客様は大阪の笑をひたすら愛する放送作家の萩原芳樹さんです。

萩原さんは1952年、姫路市生まれ、中学3年の時、突然「やすしきよし」の楽屋に、漫才台本を持って行ったことがキッカケで、高校時代、横山やすしから漫才台本の添削を受ける。高校2年の時、毎日放送「ヤングタウン」「ヤングオ-オ-」にアマチュア漫才として出演。大学に進学と同時に、両番組の前説をMBSから依頼される一年後、「B&B」として、花月デビューするも、コンビ解散して一人東京へ。渡辺プロの準専属タレントとして、ボードビリアンになる。その後、作家業に転身。「俺たちひょうきん族」を始めとして、全国区の 放送作家になるが、大阪の笑いにこだわりを持ち、大阪へもどる現在は、「笑いの聖地である筈の大阪を活気づけよう!」と、関西のローカル番組を中心に活動中。

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