おとなの文化村 (036回) 舞踊・脚本・演出家 北林佐和子さん

今夜のゲストは 女性ゲストシリーズの第3弾。大阪をベースに 舞踊家、脚本家、演出家、そしてプロデューサーとして 八面六臂の大活躍北林佐和子さんをお迎えしています。

北林さんは大阪生まれの大阪育ち生年月日は触れないでおきましょう。大阪府立高津高校から追手門学院大学を経て大阪シナリオ学校で脚本や演出について学ばれました。また小さな頃から上方舞に親しまれ、大学時代には観世流仕舞いも学ばれるなど古典芸能に造詣が深く、現在は大阪を代表する打楽器集団「打打打団天鼓」が所属する伝統芸能を主体としたプロダクション「児雷也」の脚本・演出家として和太鼓やミュージカルの舞台づくりを中心に活躍されています。今夜は今週末から開催されます北林さん作・演出のOSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」など最近の活動についてお話を伺っていきます。

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おとなの文化村 (035回) シャンソン歌手 中村扶実さん

今夜のゲストは大阪をベースに シャンソン・フレンチポップスを中心にした歌手活動を続けておられる中村扶実さんです。

リスナーの皆さんは 大橋房太郎という人の名前をきいたことがありますか?大橋房太郎はいまからちょうど100年前の大阪で水害に悩まされていた淀川の改修に力をつくした。いわば現在の大阪にとっての大恩人とも言える人です。そして今夜のゲスト中村さんはその大橋房太郎のひ孫にあたります。中村さんはシャンソンコンクールの全国大会での入賞をきっかけに、アメリカンポップス、ジャズ、フレンチポップスやシャンソンなど ジャンルにとらわれないグローバルな歌手として活躍中ですが、中村さんはあるとき 曽祖父の大橋房太郎のことに気づき 人知れぬ喜びと涙にあふれたその波乱の生涯に感動し いまそのことを歌い そして語りついでいこうと活動しておられます。

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おとなの文化村 (034回) 芸妓&シンガー 真箏(makoto)さん

今夜のゲストは この番組始まって以来のキレイドコロ京都祇園からMAKOTOさんにお越しいただきました。

MAKOTOさんは 京都生まれの京都育ち。十六歳で祇園の舞妓「真箏」(まこと)としてデビュー、そして二十一歳で芸妓となるのですが、子供の頃から音楽〜 特に洋楽に興味を持ち、将来の夢は「舞妓さん」か「歌手」と言い続けていたことが両方かなったと言うMAKOTOさん。お座敷でのお仕事のかたわらジャズバーなどで歌い始め、京都にあるフランス料理店での初ワンマンライヴをきっかけに、自らでライヴ活動を開始、関西方面で活躍するベテランミュージシャン達とセッションライヴをスタートさせ、1997年に女性ヴォーカルを集めたコンピレーションアルバム「Sisters of STYLING MIX Phase-I」に参加CDデビュー、1999年にはピアニスト大前チズルさんとJAZZのカバー曲のアルバム「STAND STILL LITTLE」を発表、2001年には北島健二をプロデューサーに迎え「MAKOTO」でメジャーデビュー、2002年セカンドアルバム「TO BE OR NOT」を発表するなど多くの有名ミュージシャンとのコラボレーションが続いています。そして同時に 祇園甲部に所属する芸妓「真筝」(まこと)として舞踊井上流の名取となるなど 日本の伝統美の継承にも日々精進しているMAKOTOさん。京都を代表する伝統芸能の世界とコンテンポラリーな音楽の世界を行き来しながら 地元のFM局でのDJ活動 はたまた各種コラムへの執筆 そして講演活動など 八面六臂の活躍を見せるスーパー京女、MAKOTOさんです。

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