おとなの文化村(675) 戎橋筋商店街振興組合 理事長 菊地正吾さん

今夜のお客様は「戎橋筋商店街振興組合」理事長、「株式会社かわこ」代表取締役の菊地正吾さんです。

菊地さんは1976年大阪市のお生まれ。ノイリン、ノグッタンと同じ精華小学校の卒業生です。平成12年、2000年に甲南大学を卒業し不動産会社に就職後、2007年に実家の「かわこ」に入社。明治3年創業、帯や足袋など和装小間物業を営み、道頓堀やミナミ界隈の芝居小屋とともに歩んできた「かわこ」さん。時代の流れとともに徐々に和装から洋装へと品ぞろえを変え、いまはバッグや小物までトータルにお洒落を提供しています。五代目社長の菊地正吾さんは、家業とともに大阪青年会議所に所属して地域貢献活動にも積極的に参加。2009年から地元「戎橋筋商店街」の理事に就任、2019年から理事長として活躍されています。今夜はコロナウィルス感染拡大にともない来街客の減少などにチャレンジ、コロナからの復活に取り組む菊地理事長のお話をお伺いします。

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おとなの文化村(674) 心と身体を健康にするモノづくり 浅井宣貴さん

今夜のお客様は大阪府和泉市槇尾山のふもとで「心と身体を健康にするモノづくり」に取り組む「こがわクック」代表、浅井宣貴さんです。

浅井さんは1987年生まれ、和泉市の中学校から大阪学芸高校に進み、四天王寺国際仏教大学を卒業し大日本印刷に入社。東京で4年間勤務の後、フィリピン、ベトナムに留学して英語とベトナム語を学びました。帰国後、ご両親が運営する仏画デザイン制作所「伯舟庵」で海外販売事業などを始めるとともに、「伯舟庵」が現在の和泉市小川(こがわ)地区に移転したことをきっかけに、農業を軸とした地域活性化活動に取り組むことになります。仏画作品の製造と販売を行う「伯舟庵」、ハーブティの生産、野菜の収穫体験などに取り組む「こがわクック」。異色の事業を掛け合わせ、新たな価値を生むことで人口流出著しい地域の振興に取り組んでいきたいと語る浅井さん。いちご農園、バーベキュー、石窯ピザ、水耕栽培の洋野菜、ホーリーバジル・・・。先月、この地を訪れて、大阪湾・淡路島・神戸から大阪市内の高層ビル群が眺められる山あいの自然空間の魅力を満喫してきたノイリン。今夜は案内してくれた浅井さんをお招きして「心と身体を健康にする事業」のさまざまなチャレンジをお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(673) SEKAI HOTEL 矢野浩一さん

今夜のお客様は「クジラ株式会社」「SEKAI HOTEL株式会社」代表取締役の矢野浩一さんです。

矢野さんは1983年生まれ、栃木県宇都宮市のご出身。高校を卒業するころには起業家精神に芽生え、飲食店経営をめざし大阪の調理師専門学校に入学。中華料理店に就職するものの仕事の壁にぶつかり2ヶ月で退社。営業の仕事をしたいと不動産会社に入社。独立を意識し仕事に励み、24才で大阪や神戸で不動産仲介や管理を業務とする「クジラ株式会社」を設立。飲食店など業務を拡大していきました。しかし2008年、リーマンショックで一気に赤字転落。同時に不動産業界の古い慣習に疑問を感じ、イノベーションを起こす会社を目指すことを決意。2014年に賃貸仲介・賃貸管理からリノベーション事業に本格シフトし、2017年に空き家を再生・利活用したまちごとホテル「SEKAI HOTEL」をOPEN。「私たちの仕事は、未来の生き方を創っていくこと・・・言われたものをつくるだけはもうやめよう。私たちが創造的になれば世の中も変わっていくんだから」。未来を描き続ける勇気を持った仲間たちと明日の理想を叶えていく矢野浩一さんとTEAMクジラ。ノイリンが前々からぜひ会いたかったなにわなピープルのご登場です。

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