今夜のお客様は株式会社ランドスケープディグリィ代表取締役、インテリアデザイナーの小川訓生さんです。
小川さんは1948年大阪市のお生まれ。インテリアデザイナーとして、様々な建物の設計・デザイン・プロデュースを実践してこられました。大学で音響工学を学んだこともあり音楽関係での仕事が多く、大阪や仙台、旭川などでホールの建設に携わり、バイオリンスタジオ、レコーディングスタジオ、リハーサルスタジオなどの設計・デザインを数多く担当。昨今のレコードブームを予知し、レコード喫茶とセッションライブをハイブリッドさせた RECORDミュージアムをプロデュースするなど、イベントプロデューサーとしてもこれまで様々なプロジェクトにも関わり、松任谷由実さんの「YUMING SPECTACLE SHANGRILA」の発案、創生など活躍。最近では文筆も手掛け、ジャズと落語がセッションした物語「ジャズと落語の狂想曲集」を執筆し。コロナ渦で苦境に立たされている「人形劇団クラルテ」「落語家」「ジャズメン」を救済するためのプロジェクトチームを発足させ、クラウドファンディングでの取り組みを進めて来られました。今夜は、来る8月21日、天満天神繁昌亭で開催される「ジャズと落語の狂想曲~狸さい(たぬさい)~」公演について、出演される落語家、笑福亭遊喬さんにもスタジオにお越しいただき見どころ、聞きどころなどたっぷりとお話しいただきましょう。
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今夜のお客様はいま話題の新刊「昭和の映画絵看板、看板絵師たちのアートワーク」を企画された貴田奈津子さんです。
貴田さんは1964年、大阪市阿倍野区生まれ。洋書卸会社、ギャラリー勤務をへて1992年からフランス、パリに在住。主にフランスや欧米のアーティスト、イラストレーターのエージェント業務に携わり広告や出版の仕事に取り組んでおられます。なかでもフランス人アーティスト、フィリップ・ワイズベッカーは2020年のオリンピック公式ポスターの制作をはじめ、今年は神戸の竹中大工道具館で展覧会も開催されました。青幻舎から「フィリップ・ワイズベッカーの郷土玩具十二支めぐり」、美術出版社「絵本のつくりかた、フランスのアーティスト10名が語る創作のすべて」などを訳書、著作出版。そしてことし6月、トゥーヴァージンズから出版された「昭和の映画絵看板、看板絵師たちのアートワーク」の企画を担当。実家、千日前でおじいさんが創業した映画絵看板の制作工房「不二工芸」の貴重なアーカイブから国内外の名作300本以上の写真を厳選、懐かしいミナミの映画館を紹介、元看板絵師たちのインタビューも収録された話題本です。今夜は、本にも登場する元絵看板師のお一人伊藤晴康さんもスタジオにお越しいただきました。
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今夜のお客様は株式会社ワイキューブ・ラボ代表取締役、一般社団法人水辺ラボ代表理事の杉本容子さんです。
杉本さんは杜の都仙台に生まれ、白砂青松の湘南に育ち、神奈川県立湘南高校を卒業し大阪大学工学部環境工学科を卒業。大学院工学研究科で博士号を取得。2005年から2012年まで民間シンクタンク「ダン計画研究所」で研究員をつとめ、同時に2009年4月から2012年3月まで大阪府府民文化部都市魅力創造局都市魅力プランナーとして就任。2012年12月に独立、株式会社ワイキューブ・ラボを設立。いまは木津川沿いの倉庫をリノベーションした「川口お旅所」を拠点に水辺のまちづくりや歴史的環境のまちづくりに取り組んでおられます。今夜は、東横堀川・本町橋に来月オープンする水辺の賑わい施設「β本町橋(ベータほんまちばし)」の最新情報などをお伺いしたいと思います。
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