おとなの文化村(510) RETWON 松本 篤さん

今夜のお客様は「株式会社RETOWN(リタウン)」代表取締役の松本 篤さんです。

松本さんは1975年神戸市のお生まれ。大学生の時に阪神淡路大震災を経験。その頃から一軒のお店がまちに与える影響の大きさに興味を持ちはじめ、サラリーマン時代から年間300日以上飲み歩き、2004年にRETOWNを設立。「食を通じたまちづくり」「食に関わる問題解決」を事業コンセプトに「ほんものを誰にでも」の実現を目指した店づくりや、食材流通の新しい仕組みづくりと大阪の水辺の活性化を同時に目指した「中之島漁港」、職人の育成方法に一石を投じる「飲食人大学」の運営を手掛けてこられました。また、OCAT再生プロジェクトや中之島GATEプロジェクト、大正プロジェクト、宝塚バイオマスタウンプロジェクトなどを通じて、あまり注目されていない、むしろ誰も手を出したがらない土地や施設に可能性を見出し、その場所に合ったソフト・ハードの提供を行うことで周辺のまち自体の価値も上げることを目指すリアルシムシティ企業として、まちづくりというまだ確立されていない事業領域において「リスクをとる」「汗をかく」役割を果たしていきたいと日々活動されています。今夜は「まちを元気に」「産地を元気に!」とさまざまなプロジェクトに意欲的に取り組む松本さんの熱い思いをたっぷりと語っていただきましょう!

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おとなの文化村(509) 大阪古書組合監査役・関西古書研究会副会長 岡田栄一さん

今夜のお客さまは「大阪古書組合監査役・関西古書研究会副会長」で「古書あじあ號」店主の岡田栄一さんです。

岡田さんは吹田生まれの阿倍野育ち、府立今宮高校から天理大学へ進み、外国語学部イスパニア学科を卒業後、全音楽譜出版社、洋書の株式会社関西書店に勤務されました。お父様が製本業をされていた影響で、いつかは本屋の世界に入りたいとの思いから、昭和59年に独立して岡田書店を開業。同時に「大阪府古書籍協同組合(大阪古書組合)」に入り、本格的に古書籍(古本屋さん)の勉強に取り組まれました。大阪古書組合に入り10年目に経理部長、平成12年に専務理事、16年に第十四代理事長に就任、4期8年を務められました。この間、古本屋を初めて3年目の時「八尾西武百貨店の第四回古書即売会」に初参加。この即売会は18回まで続き、後に「関西古書研究会」となって、今日ご紹介する「四天王寺古本祭り」の母体となっていきました。本離れ、活字離れと言われる昨今の風潮に対抗して、書物を糧とし読書を愛する人々を応援することをテーマに、仲間の方々とさまざまな取り組みを続けておられます。四天王寺さん、そして多くの人たちの幅広い応援をうけ、秋の古本祭りは18回目、春の古本祭りは今年16回目。読書好き、愛書家、研究者、大学の先生古文書(こもんじょ)を読む会、歴史愛好者、いろいろな方々に愛されて いまでは「春秋の浪花の風物詩」となって多くの人たちで賑わっています。平成19年から「古書あじあ號」と店名を変更。今夜は岡田さんから大阪の古本屋さんたちの心意気、「四天王寺大古本市」へかける思いなど、たっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(508) 浪花人情紙風船団 紅壱子さん

今夜のお客様は「浪花人情紙風船団・座長」、女優、演出家の紅壱子さんです。

紅さんは1953年、大阪福島区のお生まれ。大阪府立港高校、神戸松陰女子学院短期大学を卒業1972年にデビュー。庶民的な役柄を中心に演じ、舞台、映画、テレビ等で欠く事の出来ない存在感を持つ女優として活躍されています。2000年10月、「浪花人情紙風船団」を旗揚げ、第一回公演以来17回にわたり公演を続けられています。1998年には旭堂小南稜(現在の4代目旭堂南稜)さんに入門、旭堂南紅の芸名も持ち、松竹芸能のタレント養成所で講師として後進を指導、松嶋尚美や田口万莉さんら多くの教え子を育ててこられました。2015年1月1日、現在の芸名、紅 壱子(くれない いちこ)に改名。映画、テレビ、舞台に各分野で精力的に活躍。趣味は、車の運転、マージャン、パチンコという紅さん、若い方の社交の場として、ミナミに「スナック・萬が壱」を経営もされています。今夜は、来る4月12日から近鉄アート館で開催される第18回公演「不思議な、な。人情女探偵七変化」のお芝居のご紹介など、個性ある多彩な女優さんとしてますますの活躍が期待される紅さんのパワーをスタジオいっぱいに届けていただきましょう!

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