おとなの文化村(503) 桜川ものわすれクリニック 山本大介さん

今夜のお客様は「桜川ものわすれクリニック」院長の山本大介さんです。

山本さんは1978年・昭和53年、大阪生まれの39才。広島大学医学部卒業後、大阪大学精神科の大学院に進学、認知症の研究に取り組んで来られました。35歳で浪速区桜川に「桜川ものわすれクリニック」を開業。重症患者が受診に来れないという実情があるなら、ドクターが往診するというスタイルを実践しようと、在宅医療に力を入れておられます。クリニックとともにデイサービス、訪問看護ステーション、保育園の運営にも取り組み、高齢者とこども達が楽しくやさしく触れ合う姿を大切にみつめながら、日々精力的にしごとに取り組んでおられます。焼き肉屋の孫、すし屋の息子として育った山本さんでしたが、実家が倒産したことで苦労しながら勉学に励んでこられた体験から、楽しく働く事が出来る職場づくりを大切に、しっかり勉強して、人が感動するものを提供する事をめざして今日も活躍されています。それでは、「オトボケ老人」とのニックネームもいただくノイリン、しっかりとお話を伺って下さいね・・・。

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おとなの文化村(502) たなかやすこおはなし会 たなかやすこさん

今夜のお客様は「たなかやすこおはなし会」を主宰される、たなかやすこさんです。

田中康子さんは1937年・昭和12年大阪のお生まれ。大阪府立夕陽丘高校を卒業、1955年、日本銀行大阪支店に勤務されます。そこで従業員組合の人形劇に参加したことがきっかけとなり小野十三郎先生の大阪文学学校、杉山平一先生の大阪シナリオ学校に学び、1975年から大阪弁の語り「たなかやすこおはなし会」を主宰。以後40年あまりにわた大阪弁による語り続け、空堀の自宅で開催する「おはなしさろん」は今年1月で177回を数えています。2006年「第9回なにわ大賞」受賞、季刊小冊子「おはなしのたび」発行。
おもな著書に「お話の風が吹く」「お話の風を吹かそう」「三度戦争にいった父と私の物語」など。ノイリン、のぐったん、任ちゃん、よっさんの夕陽丘先輩にある田中康子さん。今夜は後輩たちを前にぜひ「お話」を語っていただきたいと思います。

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おとなの文化村(501) 十三世木津屋治郎兵衛を襲名 日下治郎兵衛さん

今夜のお客様は「十三世木津屋治郎兵衛」を襲名されている日下治郎兵衛」さんです。

日下さんは昭和41年1966年、大阪住吉区のお生まれ。地元の遠里小野小学校、大和川中学校、桃山学院高校卒業後、朝日新聞社より奨学金を得て、コンピュータの専門学校(朝日コンピュータスクール)へ進み、卒業後、コンピュータソフト開発の「トランスコスモス社」に入社。しかし、サラリーマンが性に会わず、数ヶ月で退社し、フリーアルバイターのあと、西区で、中学生の学習塾を開業。しかし、共同経営者との経営方針の違いから、袂を分かち退陣。その後、三津寺筋と宗右衛門町の飲食店で修行の後、三津寺筋にて、飲食店を開業。時を同じくして、洋服のリフォーム店を先祖からのゆかりの地、浪速区(木津村)にて開業。その後三津寺筋のお店を閉めて、洋服リフォーム業に専念。平成19年、正徳元年1711年創業の木津屋を継ぐとともにその名跡、「木津屋治郎兵衛」を襲名。代々の商いである漢方の流れを汲む「からだのお治し」と、ご自身が開業した「洋服のお直し・リフォーム業」を南堀江で営業されています。今夜は400年の歴史を誇るせのや・ノイリンと300年の老舗木津屋・日下さん・・・併せて700年の大阪談義をおとどけしたいと思います。

そして音楽コーナーには河島あなむさん出演!

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