今夜のお客様は「ジュンク堂書店、難波店」店長、福嶋聡さんです。
福嶋さんは1959年、兵庫県のお生れ。1981年、京都大学文学部哲学科を卒業。1982年2月、(株)ジュンク堂書店に入社。神戸サンパル店に6年、京都店に10年勤務されたのち、1997年11月仙台店店長に就任されます。そして、2000年3月よから池袋本店副店長。2007年3月から大阪本店店長をへて、2009年7月にオープンした難波店店長として現在勤務されています。また、1975年から1987年まで、劇団神戸にて俳優、演出家として活動。1988年から2000年まで、神戸市高等学校演劇研究会秋期コンクールの講師を勤められました。現在、日本出版学会会員。著書に「書店人のしごと」(1991年 三一書房)、「書店人のこころ」(1997年 三一書房)、「劇場としての書店」(2002年 新評論、「希望の書店論」(2007年人文書院)「紙の本は、滅びない」(2014年 ポプラ社)、「書店と民主主義」(2016年人文書院)などがあり、日本出版学会会員として活躍されています「ジュンク堂書店に福嶋あり」といわれる名物店長の福島さん。今夜はその本屋さんについての熱い思いをたっぷりと語っていただきます。
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今夜のお客様は劇団新制作座の小津和 知穂さんです。
小津和知穂さん、本名・真山美乃さんは1965年、福岡のお生まれ。1983年劇団新制作座入団、19歳で新制作座フェスティバルのポルカで初舞台。真山美保作・演出「泥かぶら」梅吉役・こずえ役を経て23歳の時泥かぶら役に抜擢されました。27歳で真山青果作品の「坂本龍馬」のお良役など、舞台俳優と制作・経営の経験を積みながら、海外公演や中国京劇界との合作、京劇「坂本龍馬」の協力隊として中国各地の公演に従事すます。2005年再び泥かぶら役で出演、2015年に次の泥かぶら俳優にバトンを渡し舞台から引退。劇団の全国公演や演劇講座等を手がけておられます。昭和27年から演じ続けられ、劇団新制作座の歴史ともいえる作品「泥かぷら」。来月11月2、3日に開催される大阪公演を前に、あらためて本公演にかける思いを熱く語っていただきましょう。
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今夜のお客様はアーティスト、アートディレクターの林僚児さんです。
林さんは1978年生まれ、 長野県小諸市のご出身。2001年東京造形大学油絵科を卒業。2002年から沖縄コザを拠点に全国各地のアートプロジェクトのディレクションや制作、マネージメントなどに関わっておられます。地域に密着し、土地の人々の表現を引き出すのが特徴で、土地固有の文脈や民俗、アニミズムや旧暦など現代に埋もれた基底文化や感覚、無意識の水脈をノックするアートプロジェクトを展開。2002年からコザ十字路銀天街での「CUVAプロジェクト」を皮切りに多くの企画、制作、アートイベントに取り組み、アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)最多出場団体として活動されています。そして2005年、コザ市に「スタジオ解放区」を設立。2008年から2013年まで 「沖縄市タウンマネージャー」として沖縄市中心市街地のまちづくりに携わられます。沖縄を舞台に「コザ百匠一起」「ありがとうアーケード」「銀天街タワー」 「沖縄国際芸術祭WANAKO」「全国アートNPOフォーラムin沖縄」など数多くの事業を開催、共同開催されています。さらに台湾や福島県いわき市での活動とともに、2013年に、淡路島洲本市の 「淡路島アートフェスティバル、しばえもん狸と萬狸の八変化饗宴/コモード・アートフェスティバル」の総合プロデューサーに就任。淡路島・洲本に伝わる「柴右衛門」という狸の民話。日本三名狸物語にも数えられるこの民話をモチーフに、現代のタヌキ=アーティストたちと地域が協働、新たな「マツリ」を創造するプロジェクトとして地域のみなさんとアーティストが連係して取り組んでこられました。4年目となるこの秋には、日本狸学会による「全国狸サミット」が洲本で開催されます。狸の民話を媒介に全国から人々の集うこのサミット・・・。しばえもん狸と深いつながりがある大阪道頓堀との連携が企画されています。今夜は、大阪のお世話役ノイリンから、あれこれとお話を伺っていきたいと思います。
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