おとなの文化村(466) インド日本友の会 京都国際観光大使 クンナ・ダッシュさん

今夜のお客様はNPO法人インド日本友の会 理事長 京都国際観光大使のクンナ・ダッシュさんです。

クンナ・ダッシュさんは1969年、インド・オディシャ州プリー市生まれ。1990年に初来日し、25年間にわたり日本に在住されていました。この間、2006年「NPO法人インド日本友の会」を設立し理事長に就任。食・文化・教育・観光・経済の分野で日本とインド両国民の相互理解を深めるため、両国で講演や文化イベントを行いながら様々なメディアに出演されてきました。そして故郷のオディシャ州プリーでは,日本語教育と日本文化・マナーを教える幼稚園から高校までの英語教育学校「チャンドラ・セカール・アカデミー」を開校するという来日時からの「夢」を実現されました。2010年まで、FM大阪近くの西道頓堀でインド料理店「サンタナ」を経営。人通りの少ない西道頓堀を活性化させようと、一人一人に声をかけてのPR活動を実践。インターネットやフリーペーパーがなかった時代、飲食店や地元の人たちに声をかけ、食べ歩き本「みんなのミナミ」を発行。外国人ではじめて、歴史ある道頓堀町内会役員に選ばれるなど精力的に活動を続けておられました。最近はインドを拠点に日本との交流活動をつづけておられますが、「日印友好交流年」の今年、5月から6月にかけて京都や大阪で交流イベントを開催するために来日中のクンナさん。ノイリンとも久しぶりのご対面です。

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おとなの文化村(465) 大阪府書店商業組合副理事長 萩原浩司さん

今夜のお客さまは「大阪府書店商業組合副理事長」で「株式会社萩原」代表取締役、萩原浩司さんです。

萩原さんは昭和39年。大阪府八尾市生まれの52歳。家業は、江戸時代より代々「木綿問屋」を営み、明治以降は機屋((はたや)=織物工業)として、地場産業であった河内木綿一筋で生計を立てて来られました。そして、平成五年に機屋から完全撤退し、宮脇書店のフランチャイズに加盟し、地域に根を張り地域に愛される本屋として再スタートをきられました。町の本屋のこと、出版業界の未来のことなどを真剣に考え、「本屋が日本の国力を底辺から支えている」とのつよい思いから、BOOK EXPO 2011~2013の実行委員会 代表幹事、関西の若手の書店人を集めた私設の勉強会「本真会(ほんまかい)」の事務局長、この番組でもご紹介している「OsakaBookOneProject(大阪ほんま本大賞)」 発起人で現在も実行委員として活動されています。また、最近は、実家である江戸時代の木綿問屋の建物を再生し事業のもう一つの柱にできないかと、八尾古民家再生『茶吉庵』プロジェクトに取り組んでおられます。今夜は大阪「中河内」に根を張り活躍される萩原さんから、町の本屋のこと、出版業界の未来のことなど、たっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(464) 大阪研究家・相愛大学客員教授 前垣和義さん

今夜のお客様は「大阪研究家・相愛大学客員教授」の前垣和義さん」です。

前垣さんは1946年のお生まれ。立命館大学を卒業後、広告代理店勤務などをへて1975年から、フリーランスのコピーライターとして活動。1992年、執筆、講演活動を開始。相愛大学特任教授、帝塚山学院大学非常勤講師、毎日文化セーター講師などを務められました。現在、日本笑い学会笑いの講師団を務めるかたわら、2003年6月から、大阪日日新聞に『一日一笑にちにち川柳』の選者として川柳エッセイを連載されています。主な著書として『大阪のおばちゃん学』『大阪のお勉強』など30冊を出版。今月27日からは「大阪府立中之島図書館」で「大阪学入門」の連続講座を開催されます。大学での授業とともに「川柳展」「料亭での芸子体験」「アポロ寄席」の復活など、大阪に関わる数多くの「いちびり」を実践してきた前垣さん、いよいよ「文化村登場です」。

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