おとなの文化村(397回) 心学明誠舎 清水正博さん

今夜のお客さまは一般社団法人「心学明誠舎」専務理事、事務局長の清水正博さんです。

清水さんは1950年、長野県上田市のお生まれ。1973年、電気通信大学経営工学科を卒業、イズミヤ株式会社に入社。物流、マーケティグリサーチ、店舗運営、秘書、経営計画、人材開発、店舗開発等を歴任されます。2001年、株式会社イズミヤ総研代表取締役に就任、イズミヤの人材育成の企画、講師として従事、そして2013年顧問に。現在、心学明誠舎のほか、大和商業研究所代表、実践人の家理事などをつとめ、中小企業診断士として活躍されています。著書・共著書に『新入社員の常識』『先哲・石田梅岩の世界』『流通論』『次世代流通サプライチェーン』『新世紀食品産業マーケティングのフロンティア』『こころをみがく』などなど・・・。今夜は、清水さんが今年から事務局長に就任された「心学明誠舎」とは?そして、石田梅岩の石門心学とは・・・。

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おとなの文化村(396回) パーソナルトレーニングジム「リアル」 舟橋睦美さん

今夜のお客様は、パーソナルトレーニングジム「リアル」を運営するリアルワークス有限会社の舟橋睦美さんです。

舟橋さんは、昭和36年生まれ、富山県立山町のご出身。富山市内の県立女子校を卒業後、大阪の病院で看護師として臨床経験したあと大阪府の保健所で保健師として勤務。河内長野市で実務と研究に取り組まれます。神戸大学、大阪教育大学大学院で健康教育、健康科学、公衆衛生学を学びなから企業の健康指導や高校・大学、専門学校の非常勤講師などを勤められます。公務員を退職して、自分の時間がもてるようになった平成12年、中国茶の茶会イベントで「二胡とギター演奏」を聞いたことが大きな転機となり、ご自分でコンサートの企画や音楽教室開講のお手伝いをはじめることになります。そして、コンサート、CD制作、マネージメント、音楽教室展開・運営と、東京、大阪を往復する多忙な生活を続けられます。そんな折りに、恩師と尊敬する先生が進行性のガンを発病、奥様とともに1年半に及ぶ看病に関わったことで人の死と向き合うことに直面されます。こうした体験が、いま大阪市内で「スポーツクラブ」を開くことにつながっていきます。激戦地の大阪市内、堀江に開業して1年あまり、ご自身の経験から「専門的な知識とスキルを持つトレーナーを育て、その待遇改善に取り組むこと」を心がけ、元吉本興業所属、日本大会チャンピオン、世界大会3位、プロボクサー・・・と様々な経験を持つトレーナーたちと、適正価格でパーソナルトレーニングができるジムをめざして、日々奮闘されています。

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おとなの文化村(395回) 舞踊劇集団「遊輝座」藤間流名取、藤間遊子さん

今夜のお客様は、藤間流名取で「平成上方文化を創る会」代表、藤間遊子さんです。

藤間さんは6歳の時から日本舞踊を始められ、帝塚山学院高等部在学の17歳で「藤間遊子」として名取となられます。同時に学校の仲間と歌舞伎研究会や日舞愛好会を立ち上げる活動に取り組み、帝塚山短大卒業後、22歳で「藤間流師範」に。その後「むらさき会」を立ち上げ御堂会館、国立文楽劇場、厚生年金会館等で多くの公演を開催されます。「カナディアン歌舞伎のちの国際ジャパネスク歌舞伎」の指導から、新歌舞伎座「中条きよし公演」、「松竹新喜劇」など商業演劇の振り付けなどで活躍。昭和59年に、異なったジャンルによる舞台創作をめざし「遊子とむらさき会」を結成。中国から京劇最後の女形俳優を招いての「七夕幻想」を創作、話題を呼びました。平成以降は、フランス、イギリス、北京での海外公演に参加、平成6年には、上海で「大阪・上海姉妹都市20周年記念式典」で祝舞を披露されました。平成9年「舞踊劇集団・遊輝座」と名を変えて、創作活動に励まれ、脚本つくりにも挑戦。道頓堀中座のラスト公演、林家染丸、渋谷天外・南条好輝さんらとの共演などなど、上方・大阪を題材にしたジャンルを超えた舞踊劇の公演に取り組み続けます。そして平成25年、江戸期から連綿と育まれてきた上方文化の伝統を重んじつつ、新たに創り広めることを目的に「NPO法人平成上方文化を創る会」を結成、さまざまな分野の人たちと輪を広げて、研究・公演・生涯学習に取り組んでおられます。今回、2016年度一回目となる公演「大阪華町絵巻」の上演直前のお忙しいなかをスタジオにお越しいただきました。「大阪華町絵巻」の見どころ、藤間さんの「平成上方文化を創る会」の活動などたっぷりとお話しいただきましょう。

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