おとなの文化村 (160回) 建築物ウクレレ保存計画 伊達伸明さん

さて今夜のこのコーナーは取り壊しがきまった建築物の廃材の一部を使ってウクレレ作るというユニークなアート活動を続けておられる建築物ウクレレ化保存計画~伊達伸明さんです。

伊達さんは1964年兵庫県生まれの47歳。京都市立芸術大学美術学部工芸科において漆工芸を専攻されます。学生時代から木材や漆などを使ってテーブルなどを作ることに熱中、それが高じてオリジナル楽器づくりの世界に入っていく伊達さん。そして行き着いたのが建物そのものを楽器にするといった突拍子もないアイデア・・取り壊される建築物の廃材から、楽器作りで鍛えた手先の技術でウクレレを作り保存する活動に取り組み始めたのが2000年以来現在まで、およそ60本以上の作品~つまりは60軒以上の建物の解体に立会いその廃材からウクレレを作ってこられました。「楽器は器であり、演奏家や所有者の思いがちあふれて音となる・・建物もまた日々の暮らしの営みを受け入れて守ってきた器であり、このウクレレを作るという作業、それはその器の姿形を少しだけ変える作業に過ぎない・・」このことをセプトに今日も新しい廃材と格闘している伊達さんです。今夜は建築物ウクレレ化保存計画というユニークなプロジェクトの全貌を語っていただきます。

これに関連する記事

おとなの文化村 (159回) メビック扇町所長 堂野智史さん

今夜のお客様はここ大阪で地域産業の創出に尽力しておられる。大阪市の産業支援施設「メビック扇町」所長の堂野智史さんです。
堂野さんは1962年のお生まれで昨日7月17日がお誕生49歳。財務省系財団シンクタンクの研究員を経て、2003年5月に扇町インキュベーションプラザ・メビック扇町に所長兼インキュベーションマネージャーとして着任。そして2010年4月組織改編により同財団クリエイティブネットワークセンター大阪・メビック扇町所長、チーフコーディネータとなられます。シンクタンク時代には、地域産業政策を担当され、行政などをクライアントに 調査研究・政策提言を実施。ものづくり再生プラン(大阪市)、メディカルバレー構想(三重県)、クリエイションコア東大阪第2期企画案作成(大阪府)などの数々のプロジェクトに参画。メビック扇町にこられてからは、クリエイターの情報発信、ネットワークづくり、人材育成等に取り組み、産 学 官 民のそれぞれの世界から有志をつのり関西ネットワークシステム(KNS)別名「必ず 飲んで 騒ぐ」を設立。上下ではなく水平型のお互いの関係性に基づくゆるやかなコミュニティづくりをライフワークとして取り組んでおられます。2011年度は、関西大学文学部非常勤講師、地域産業おこしに燃える人(第2期)、岩手県「希望郷いわて文化大使」、大阪デザイン賞(仮称)実行委員会委員(大阪デザインセンター)、大阪府「MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)活性化委員会」委員長等に就任されるなど 幅広い活動をされています。今夜は堂野さんのエネルギッシュな活動の中味を幅広くかたっていただきます。

これに関連する記事

おとなの文化村 (158回) ニューオーサカホテル心斎橋 松田大輝さん

さて今夜のこのコーナーはミナミ・アメリカ村の一角にたたずむユニークなアーチストがアーチストを呼ぶホテル・・と謳われているニューオーサカホテル心斎橋の取締役総支配人松田大輝さんです。

松田さんは1977年生まれの弱冠33歳。大阪芸術大学の美術絵画コース卒業後アメリカに渡られます。まず最初の3年間はミネアポリスからサンタクルーズそしてニューヨクと各地を放浪 そのごサンフランシシスコに腰を落ち着けゴールデンゲートユニバーシティにてマーケティング科学修士号を所得され、カリフォルニアの現地商社に就職。そこでは輸出部に配属され営業社員として3年間活動。2008年に帰国されて2009年にNew Osaka Hotel心斎橋に入社され現在に至っています。そしてそのニューオーサカホテル心斎橋ですがアメリカ村にある オーナーがデザインにこだわり抜いたお洒落なヨーロピアン風プチシティホテルアーティストが集まるアートナホテルをコンセプトに、1階を全て無料展示場として、関西を中心に活躍する若手からベテランの写真家に提供し、随時写真企画展を展開したり、地下会場では、パーティやウェディングやもちろん、ライブや演劇、落語等々の文化推進にも力を入れておられる。オープン10年目を迎えるいま話題のミナミの元気印ホテルです。今夜はオープン10周年を迎えて様々なイベントを繰り出す松田さんに ニューオーサカホテルの魅力をたっぷりと語っていただきます。

 

これに関連する記事

WordPress Themes