おとなの文化村 (047回) 帝塚山音楽祭 橋本秀信さん

今夜のお客様は 大阪帝塚山で音楽祭をプロデュースされている眼鏡屋さんのご主人 橋本秀信さんです。

橋本さんは1962年生まれ1983年 大阪吹田にある日本眼鏡技術専門学校を卒業され以後17年にわたり大阪日本橋の大正7年創業の老舗メガネ店中島メガネに勤務。 そして2000年9月 帝塚山に「Hashimoto Optical Workshop」(ハシモト オプティカル ワークショップ) 店名の頭文字をとって通称「HOW」(ハウ)と呼ばれているご自身のメガネ店をオープン。オープン直後に 大阪フィルハーモニー交響楽団のヴィオラ奏者、岩井英樹さんがHOWを訪れ、「大好きなメガネに囲まれて演奏してみたい。」と提案され 橋本さんがライブの時期等を考えているときに、帝塚山音楽祭実行委員会の当時の実行委員長が帝塚山音楽祭の「ライブストリート」参加店を探してますと、HOWを訪れたことから物語ははじまります。興味を引かれた橋本さんは早速イベントに参加そして 2003年には実行委員 2005年に実行副委員長 なんと2007年には実行委員長に就任 以来 帝塚山の街を音楽で活性化しようと日夜頑張っておられます。

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おとなの文化村 (046回) 映画監督 キム・スギルさん

今夜のお客様は大阪にこだわりながら映画を撮り続ける映画監督のキム・スギルさんです。

キム監督は 1961年(昭和36年)大阪市生まれの大阪育ち18歳の時、故今村昌平監督が校長であった横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)に入学 映画の世界を志します。そして在学中18歳の時に 映画界の芥川賞ともいわれるシナリオ新人賞の城戸(きど)賞を「潤(ユン)の街」という作品で受賞。そして 映画界では異例の若さの21歳で脚本家 23歳で映画監督デビューを果たします また 劇映画の監督としては珍しく大阪にこだわり「ユンの街」以外にも、監督・脚本・プロデュース作「あーす」脚本作「ボクサー・ジョー」「橋のない川」など大阪を描いた作品が多くあり2004年には映画監督・脚本・プロデュース作として南果歩主演の「千の風になって」を発表 最新作品としては昨年堺の浜寺を舞台にした「浜寺物語」があります。また現在は映画製作の傍ら後進の指導のために 大阪芸術大学短期大学部広報学科客員教授も勤めておられます。

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おとなの文化村 (045回) ポルトガルギター奏者 月本一史さん

日本でも数少ないポルトガルギターの奏者で 音楽を中心にしてポルトガル文化を幅広く広めようと頑張っている、月本一史さんです。

月本さんは 大阪生まれの大阪育ち関西の音楽系大学をファドに関する卒論で卒業後、リスボンへ留学。ファド博物館にてポルトガルギターを アントニオ・パレイラに師事し、ポルトガルの民族音楽であるファド・カスティーソ~古典ファドを学ばれました 。現在は ポルトガルギターのメソッド作り、指導、ファドの歌唱。指導、ファドに関する講演・講義にも力を入れておられます。そして2004年2月には、日本初のポルトガルギター教則本を発表。以後頻繁にリスボンへ通い、ファドの研究を進めていらっしゃいます。また実際の演奏活動も「エスキーナ・ド・ソン」というグループ名でギタリストの水谷和大さんとデュオを結成。関西を中心に演奏活動を展開しています。月本さんはその活動を認められポルトガルにおけるファドの演奏者・研究者たちの組織である「ファドの友協会」リスボン本部正会員となり「ポルトガル文化を中心とした企画と実践」をおもなテーマとする組織、M.T.E.Cの代表として 日本におけるポルトガル文化のPRにつとめておられます。今夜はそのポルトガルギターを持ち込んでのその独特の音色もお楽しみいただきます。

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