おとなの文化村(691)  Regalo Gallery&Theater 井場宏さん

今夜のお客様はRegalo Gallery&Theater、有限会社イサオビル、代表の井場宏さんです。

井場さんは1960年大阪市生まれ、桃山学院大学を卒業し印刷会社をへて映画興行会社に勤務。転勤で香川県高松市、滋賀県大津市、愛媛県新居浜市と転々とし2015年大阪へ戻ります。祖父の井場績(いさお)さんが創業しお父さんが継いでいたイサオビルに入社。いま代表兼戸締り・雑用係と語る井場さんですが、テナントビルとして空室が目立ち始めた2000年代初め、妹さんと話し合って「このビルから文化を発信していこう」と一室をつかってワークショップやスペイン語教室、自主映画の上映会などの開催を始めます。専従となった2016年から貸しギャラリー「新町アートギャラリーRegalo」をオープン、「しんまち講談会」「青空週末図書館」の開催協力や「モンゴルズシアターカンパニー」(株式会社MTC)を主に演劇公演を開始、2019年にRegalo Gallery&Theaterをオープン。地元の歴史に密着した「大阪新町夕霧フェスタ2021」はじめ、先日ノイリンも訪れたネパール出身のゴウデル監督作品「hundred rupees」など自主映画会も随時開催。11月には「錦影絵池田組」の展示会・ワークショップ「創って映そう、錦影絵」と開催と~イサオビルから、地域から、文化を育て発信していこう~をモットーに東奔西走中の井場宏さん。今夜はその活動に迫りたいと思います。

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おとなの文化村(690)  タイムストーンズ400再創造プロジェクト 中原薫さん

今夜のお客様は「タイムストーンズ400再創造プロジェクト」実行委員長、中原薫さんです。

中原さんは1967年(昭和42年)生まれ、宮崎県宮崎市出身。大学入学を機に大阪府箕面市へ、社会人になってからは転勤族で住友銀行入社後、勤務地は、明石→大分→大阪市→茨木→箕面→梅田→新居浜→姫路→大阪市→伊丹→神戸市→大阪市と移り、現在は姫路市に在住。三井住友銀行の関連会社に勤務し、長堀橋に通勤する傍ら、現在、MFA(芸術学修士)を目指して京都芸術大学大学院(通信教育)で研究活動を続けています。専攻はコミュニティデザイン、アートマネジメント。趣味はまち歩き、美術館のはしご、ジャズとクラシックのライブ鑑賞、文楽鑑賞で鶴澤清治さんのファンという中原さん。いま大阪大学大学院文学研究科主催のアート・プラクシス人材育成プログラム「徴の上を鳥が飛ぶIII」受講生として取り組んでいるのが「タイムストーンズ400再創造プロジェクト」です。旧真田山陸軍基地のエコミュージアム etc。技術と芸術の境界線を巡る東大阪国際芸術展のプロジェクトも立ち上がっています。新大阪駅前に未完のモニュメントとして1982年(昭和57年)から存在する「タイムストーン400」とは?しばしば新大阪駅前の駐車場を利用していたノイリンも、その存在にはまったく気づいていなかったそうです。さあ、詳しくは中原さんにお伺いしましょう。

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おとなの文化村(689) 明治安田生命関西を考える会 浅村真吾さん

今夜のお客様は「明治安田生命関西を考える会」代表、浅村真吾さんです。

1976年、当時の明治生命に勤務していた有志が地域に貢献できる活動をと始めた「関西を考える会」。毎年一つのテーマを決め、さまざまなジャンルの人たちに原稿を募り一冊の本を仕上げるというスタイルを続けてこられました。46年目を迎える今年のテーマは「ノスタルジック関西」。関西各地に残る古い町並みや景観などを紹介した冊子として先日発行されました。今夜お越しいただいた浅村さんは1984年に明治生命に入社、2017年に7代目の「関西を考える会」代表に就任。生まれは岡山で、生粋の関西人ではないことに引け目を感じる一方、それが関西を客観的に見ることができて、関西のよいところがより多く見えている気がすると語る浅村さん。ノイリンも以前寄稿したことがあるそうです。今夜は「ノスタルジック関西」号の紹介とともに「明治安田生命関西を考える会」の歩みなどお伺いします。

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