おとなの文化村(697)  カルタクリエイティブ 川内英幸さん

今夜のお客様は「株式会社カルタクリエイティブ」取締役、MARZEL事業部マネージャー、川内英幸さんです。

川内さんは1970年 滋賀県東近江市五個荘町生まれ、小学校から大阪市鶴見区で育ち、現在は宇治市に在住、オフィスは肥後橋。広告・販売促進の会社でグラフィックデザイナーとしてキャリアスタート後、プランナーやディレクターとして商業施設や企業の広告・プロモーション制作に携わってこられました。2009〜2012年にはOSK日本歌劇団の代表取締役を努め、その後、広告・イベントの企画制作会社「カルタクリエイティブ」を友人とともに設立。経営全般に携わるとともにアカウントラランナー、コンテンツプロデューサー、経理・労務管理、新規事業開発を担当。デザイン、アート、ファッション、漫画やアニメ、エンタ―テイメントとカルチャー系全般が好きで、好きなこと興味があることの実益化をめざして仕事を楽しむという川内さん。1年前に、ヒトをフィーチャーするWebメディア『MARZEL(マーゼル)』を創刊。ファッションやアート、音楽、料理などのあらゆるシーンで活動するヒトたちを掘り下げ「街は、ヒトがおもしろくする」をモットーに、いろんなヒトたちを混ぜ合わせながら、関西の街を、関西のカルチャーシーンをさらに盛り上げていこうと、編集長の前出明弘さんとともに活躍されています。今夜は私たち「大人の文化村」も早速まぜてもらいましょう。

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おとなの文化村(696)  直木賞作家 大島真寿美さん

今夜のお客様は直木賞作家の大島真寿美さんです。

大島さんは1962年愛知県生まれ。1992年「春の手品師」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2011年刊行の『ピエタ』は第9回本屋大賞第3位。2019年『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で第161回直木賞を受賞、2020年第7回高校生直木賞も受賞。映画化された『チョコリエッタ』NHKでドラマ化された『虹色天気雨』『ビターシュガー』ほかに『戦友の恋』『ゼラニウムの庭』『ツタよ、ツタ』『モモコとうさぎ』をはじめ今年8月には直木賞受賞第一作『渦』待望の続編『結 妹背山婦女庭訓 波模様』など多くの作品を刊行されています。そしてこの度『渦』が文春文庫から出版、大阪の本屋と問屋が選んだほんまに読んでほしい本「大阪ほんま本大賞」第9回を受賞されました。2019年10月、道頓堀川面舞台に出演されたときにサイン本をもらい、次は文化村ゲストにと熱望していたノイリン、今夜は念願の再会です。

 

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おとなの文化村(695)  大阪・関西・西日本ワイナリー協会会長 高井利洋さん

今夜のお客様は「カタシモワインフード株式会社」代表取締役、大阪・関西・西日本ワイナリー協会会長、高井利洋さんです。

高井さんは1951年、大阪府柏原市で老舗ワイナリーの長男として生まれました。家業を継ぐことに疑問も持たず育ったものの、時代は高度成長期に入りぶどう畑は雪崩をうつように宅地へと変わっていきました。輸入ワインにも押され最盛期には100軒以上あった醸造所は次々に廃業、そんな様子を見ていた高井さんは大学卒業後、神戸の商社に就職。しかし、長年ぶどう畑を守ってきた祖父、作次郎さんが亡くなったのを転機に「敵前逃亡してええんか」と思い立ち、悩みながらも25才で4代目を継ぐことになりました。当時、経営は苦しく、大阪ワインも風前の灯。朝早く畑に出て、午後からは醸造所にこもり、合間をぬって営業活動をする日々が続きました。そんななか、1990年代から始めた工場や畑の見学会、試飲会など地域の魅力を発信する活動が注目され、ファンが広がっていきました。2019年に開催された「G20サミット」夕食会に採用され、大阪のワインが世界に発信されました。当初3種類だった商品も70種類まで増え、地域とともに歩むワイナリーを目指して大阪、関西、西日本のワイナリー協会会長として活動を続ける高井さん。コロナ禍で大きな影響を受けた業界ですが、今夜は未来志向で大阪ワイン、カタシモワイナリーについて熱く語っていただきましょう。

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