891回目の今夜はこの番組に過去何度かご出演いただいた素敵な3人の女性にお越しいただきました。脚本・演出家の北林佐和子さん、OSK日本歌劇団元娘役トップスターの舞美りらさん、女流舞踊家の實川ふうさんのお三人さんです。
真夏の夜の夢ではありません。おとなの文化村のおっちゃん、おばちゃんたちも大のファンという3人がスタジオに勢ぞろい。今夜は、来る9月6日、7日に近鉄アート館で開催される新伝統座公演「蝶子と吉治郎の家 NEXT」のご紹介です。このタイトル、おぼえておられる方もいらっしゃるでしょう。北林佐和子さんの作・演出で2004年~2009年にかけて大阪・道頓堀で活況を呈した食のテーマパーク「道頓堀極楽商店街」から生まれたキャラクター、蝶子と吉治郎。この蝶子と吉治郎を主人公とした舞台「蝶子と吉治郎の家」はテーマパークを飛び出し、大阪各地、東京公演、二度の韓国公演を果たしました。その「蝶子と吉治郎の家」が今年2025年リニューアルし再びお目見えすることになりました。今は失われた人情、スピリットが令和の目線で描かれます。日本舞踊、和楽器、演劇を中心に、アートや異なるジャンルのエンターテイメントを融合させ、もっとも古く、もっとも新しい、伝統からイノベーションを生むプロジェクト「舞語り・新伝統座」として素晴らしいキャストで再登場!
第一部 舞う 守る つなぐ 舞語り 絶滅危惧種 SDGs「陸の豊かさわ守ろう」より
第二部 古き良き大阪 抱腹絶倒ラブストーリー 人情活劇「蝶子と吉治郎の家」
演じるひとたちとサポーターのご縁がつながる「えんサポ」上演サポートプロジェクトとして来月公演です。

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今夜のお客様はいま神戸で上映公開中のドキュメンタリー映画~あるリードオルガン修復家のあしあと~「風琴」の監督・構成をつとめる黒瀬政男さんです。
黒瀬さんは1954 年生まれ、広島市のご出身。1977 年大阪芸術大学映像計画学科を卒業。映画、テレビ番組、ラジオ番組、CM等の制作に携わり、制作会社勤務を経て1992 年、フリーディレクターとして独立。2000 年、黒瀬映像演出事務所を開設。1996 年から 2025 年、関西大学社会学部非常勤講師として、映像制作実習を担当。人権や社会にフォーカスをあてたド キュメンタリー制作、若い人たちの制作指導をしながら、監督、脚本、プロデューサーとして活躍されています。2022年、ニューヨーク・インターナショナル映画賞ファイナリスト、国際ニューヨーク映画賞ベストドキュメンタリー、むのたけじ地域・民族ジャーナリズム賞ほかを受賞した「ワタシタチハニンゲンダ」(高賛侑監督)の編集を担当。2022年、プロデュース・撮影を担当した映画「今日が世界のすべて」(大間栄美監督)はカンヌショーツ監督賞にノミネート、ニューヨークシネマトグラフアワードでは最優秀プロデューサーに選出、世界で15 以上の受賞をされました。現在公開中の作品「風琴」。昔、学校の教室で見かけた木製の足踏みオルガンは、明治時代に「風琴」と呼ばれ、明治から昭和にかけてなじみの深い楽器でした。しかしいま、この足踏みオルガン「リードオルガン」を製造するメーカーは世界を見渡してもどこにもありません。長野県在住の数少ない修復家、和久井輝夫さんが日本各地で手がける修理の様子を追うとともに、リードオルガンの歴史と、その魅力を支えるさまざまな人々を描くドキュメンタリー映画として制作されました。今夜は、神戸に続いて8月16日からは大阪でも公開予定の映画「風琴」について、そして映像・演出の世界で活躍される黒瀬政男さんをご紹介します。

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今夜のお客様はいま国立文楽劇場で開催中の~2025大阪・関西万博開催記念「人形浄瑠璃文楽夏休み特別公演」から文楽太夫の竹本千歳太夫さんにお越しいただきました。
竹本千歳太夫さんは1959年5月東京生まれ。1978年、人間国宝、四代目竹本越路太夫に 入門。翌年、竹本千歳太夫を名乗り大阪・朝日座で初舞台。2005年、人間国宝、八代目豊竹嶋太夫門下となります。1999年度の芸術選奨文部大臣新人賞、 2016年度の大阪文化祭賞優秀賞、2020年度の国立劇場文楽大賞、2021年度芸術選奨文部科学大臣賞など多数受賞され、2022年4月、物語のクライ マックスを語ることが許される「切場語り」に昇格。令和6年春の紫綬褒章を受章されました。今夜は現在公演中の第179回「令和7年夏休み文楽特別公演」の見どころ、そして東京の下町、深川生まれの少年がいかにして文楽太夫をめざしたのか、たっぷりと語っていただこうと思います。

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