おとなの文化村(805)  日本の“ええもん”を世界に届ける 表泰之さん

今夜のお客様は「株式会社ボーダレス」代表取締役、表泰之(おもてひろゆき)さんです。

表さんは1972年、大阪市のお生まれ。2002年、韓国のYonsei University工学部建築工学科大学院を卒業。実家が建築業を営んでおり、アメリカ・韓国などで建築学や外国語を学んでいた時、留学先でネット通販に出会いました。当時は「ヨン様ブーム」の到来で韓国から日本への越境通販を始められました。2005年帰国後、建設需要が下火になりつつIT産業が伸び始めることを感じ、商社勤務をへて独立。通販事業を創業、2007年、株式会社ボーダレスを設立。日本のアニメ文化の一端を担うドール通販が成長し、東京・大阪・中国に出店。「進撃の巨人」「黒執事」などアニメキャラクタードールを世に出し、世界同同時通販を展開されてきました。表さんはじめバイリンガルが社員の半数以上を占め、世界で発信を進めるなか、インバウンドサポートの依頼を受け、電鉄・酒蔵・ホテル・飲食など幅広いジャンルで多言語情報の発信をされています。最近は、関西の飲食店・町工場などのDX化、中小企業の通販、世界市場開拓のサポートに奔走ソウル法人、中国事務所、東京法人、フィリピン事務所、システム開発会社など国内外8つの会社を運営。趣味は秘境の旅で、南米アマゾン流域・北朝鮮・ベルラーシ・ウクライナなどを訪問、JTBの外国人向け建築旅行ガイドも経験している表さん。本社はFM大阪近くの南堀江一丁目ということで、今日は人気のお人形もお持ちいただきました。

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おとなの文化村(804)  ナニワの紙芝居師 大塚珠代さん

今夜のお客様は「一般社団法人てづくり紙芝居館」代表理事、「一般社団法人塩崎おとぎ紙芝居博物館」会員、ナニワの紙芝居師の大塚珠代さんです。

大塚珠代さんは昭和32年(1957年)大阪のお生まれ。1980年の秋、「街頭紙芝居」に西成の路地で出会い、保育士をやめて紙芝居をはじめて43年。天下茶屋北公園での毎週水曜日の紙芝居、神ノ木公園、長池公園などで水あめやカタヌキなどのお菓子を売りながら、青空の元で紙芝居を実演。街頭紙芝居文化を後世に残すため、奮闘されています。同時にてづくり紙芝居の掘り起こしと出版を開始し、より多くの人と「てづくり紙芝居」の楽しさを共有するため「てづくり紙芝居館、2020年7月、帝塚山四丁目に設立、いま南海線近くの別館を拠点にさまざまな紙芝居の制作、講座、ライブ、イベントを日々実践されています。「おおさかすきやねん大賞」「大阪ビデオコンテスト特別賞」「大阪21世紀協会やんちゃ大賞」などを受賞。フランスベルサイユ、アメリカサンディエゴ、ロサンゼルス、ワシントンDCさくらまつりなど海外での公演活動も行い、日本発祥の紙芝居文化の普及、日本と海外との橋渡し、てづくり紙芝居の制作、出版などを行っておられます。第2回なにわ大賞特別賞を受賞された「塩崎おとぎ紙芝居博物館」塩崎源一郎さんから街頭紙芝居屋さん開業のイロハを教わったという大塚さん、ノイリンとも1999年頃から出会いがあったそうです。さあ、大塚珠代・街頭紙芝居師半世紀のはじまりはじまり・・・・

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おとなの文化村(803)  イラストレーター 千秋育子さん

今夜のお客様はイラストレーターの千秋育子(やすこ)さんです。

千秋育子さんは大阪府のご出身。デザイン学校を卒業し20歳のとき、自分の絵が広告に使われたことを機に22歳でフリーのイラストレーターの世界へ入いられました。書道七段の腕を生かした独自のタッチと色彩感覚を存分に発揮し、1990年代までは雑誌や広告、2000年以降はヤクルトのアート自動販売機、東京メトロのフリーマガジン、松任谷由実のコンサートグッズなどを手がけるなど、雑誌や広告のイラストやおエッセイ、描き文字、壁画ペイントから、空間全体のデザインを企画から関わる仕事も多く取り組んでおられます。最近では、淡路島パソナグループの西海岸エリアのロゴやイラスト、いかりスーパーマーケットPB(プライベートブランド)や芦屋店の壁画を描くほか、シンガポール・オーチャードロード、メルボルンやマニラなど海外、国内とさまざまな場所で活動されています。おとなの文化村レギュラーの「なんでやねん博士」西川雅夫会長の株式会社セキセイさんも出展する「文紙MESSE2023」のロゴも千秋さん作成のデザインです。ノイリンとは、ユニークな大阪みやげとして評判だった「大阪トランプ」の制作販売がきっかけで20年来のお付き合いとか・・・。知れば知るほど、その活動現場の多彩さに驚かされているというノイリン。「関西人の取扱説明書」「関西人のルール」とともに「大阪のおっちゃん」という著者もある千秋育子さん。ノイリン、ノグッタンはどんなおっちゃんに見えてるんでしょうか?さあ、それではご登場いただきましょう。

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