おとなの文化村(808)  歌舞伎俳優、片岡千次郎さん 片岡千壽さん

今夜のお客様、は来る1月22日から大阪松竹座で上演される「Night Kabuki in Osaka Doutonbori」にご出演の歌舞伎俳優、片岡千次郎さん、片岡千壽さんのお二人です。千次郎さんは2016年5月、千壽さんは2017年7月以来となるご出演です。

片岡千次郎さんは1981年、大阪府柏原市のお生まれ。1999年、上方歌舞伎塾第一期を修了、大阪松竹座「忠臣蔵」で初舞台。12月片岡我當さんに入門、南座公演から片岡千次郎を名のり、2013年12月、南座公演で名題に昇進。立役から女形まで幅広く、近年大役に抜擢される機会が増えています。片岡千壽さんは1981年生まれ、兵庫県明石市のご出身。上方歌舞伎塾一期を修了し、1999年大阪松竹座「忠臣蔵」で初舞台。二代目片岡秀太郎さんに入門、2012年12月、南座公演で初代片岡千壽を名のり名題昇進。2013年度「咲くやこの花賞」を受賞。2015年、上方歌舞伎塾一期生の片岡松十郎さん、片岡千次郎さんらと「晴の会(そらのかい)」を結成「あべの歌舞伎」公演として人気を集めています。今回は400年を超える歴史を持つ日本の代表的な伝統芸能「歌舞伎」の魅力を、海外のお客様にも分かりやすく紹介する特別な歌舞伎公演が大阪松竹座で誕生します。大阪観光の中心地・道頓堀で気軽に歌舞伎を楽しめる「Night Kabuki」。ご出演のお二人から詳しくご案内いただきましょう。

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おとなの文化村(807)  人形芝居えびす座 武地秀実さん

2024年幕開けを飾る今夜のお客様は「人形芝居えびす座」座長、武地秀実さんです。

武地秀実さんは1956年、愛媛県生まれの高知県育ち。青山学院大学経済学部経を卒業し、社員研修インストラクターとして勤務後、1982年フリーライターとして独立、ノンフィクションライター山根一眞氏に師事されました。その後、神戸で結婚「神戸新聞」など数々のタウン紙の取材・編集・広告営業に携わり、1992年から「朝日新聞地域情報紙・あんてな」編集長として「阪神大震災230人の証言~街がかわった心がかわった」一万部を編集発行、地域に即した冊子の編集制作とともに震災地域活動としてのコンサートや商店街フリーマーケットなどイベント企画も多数実施されてこられました。1999年「株式会社あんてな」代表取締役として独立。2001年「有限会社ともも」設立、西宮・芦屋地域の地域情報誌「ともも」編集発行、CRS報告書編集をはじめ「工都あまがさきMONO語り」など商工会議所によるまちおこしに多数協力されてきました。2005年から「西宮中央商店街振興組合副理事長」として「表参道」まちおこしをプロデュース、「えびすかき再興プロジェクト」を立ち上げ「人形芝居えびす座」を設立。室町時代から西宮を拠点に全国に広まっていた「えびすかき」を再興し、自ら座長、人形遣いの演技者となり、狂言・浄瑠璃・暮らしの生け花・獅子舞など日本の伝統芸を継承する活動を続けておられます。2018年「兵庫県人間サイズのまちづくり賞知事賞」「兵庫県ふるさと文化賞」「兵庫県ともしびの賞」受賞。西宮を拠点に地域情報紙編集長、人形芝居戎座座長として日々活躍中の武地秀実さん。ノイリン、待ってました!のご出演です。

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おとなの文化村(806)  日本己書道場 平井浩二さん

今夜のお客様は「一般社団法人日本己書(おのれしょ)道場」上席 師範、講談師「旭堂南文字(なもんじ)」としても活躍される平井浩二さんです。

平井浩二さんは1967年生まれ、三重県伊賀上野市(現在伊賀市)出身、天理大学体育学部卒業。トラック運 転手の仕事を辞めて2014年に「己書」の師範講師としての活動をスタート。北海道から沖縄 まで全国各地20の都道府県で講座を開催。総生徒数400人、輩出師範数130人以上、系列 の師範は700人以上と活動を展開2018年に~世界一面白い筆文字セラピー!筆ペンだけ で今を変える「己書」~を出版、己書の世界を広げておられます。また、同時に上方講談協会「旭 堂南左衛門」に入門、いま名古屋・関東・東北など講談会がない地域を中心に積極的に上方の 講談会を開催されています。 まずはリスナーの皆さんにもなじみが薄い書の世界「己書」とは?講談師旭堂南文字さんの引き込む語りでご紹介いただきましょう!

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