おとなの文化村(838)  漫画家 カマやんの作者 ありむら潜さん

今夜のお客様は「第24回なにわ大賞・準大賞」受賞、漫画家、新今宮スタディツアー・ガイド、あいりん地域まちづくり会議地域委員の「ありむら潜」さんです。

ありむら潜さんは1951年、鹿児島県のお生まれ。1975年、立命館大学経済学部を卒業し大阪市西成区のあいりん地域(釜ヶ崎一帯)で日雇い労働者の就労支援をする「公益財団法人西成労働福祉センター」職員として労働相談・生活相談等に従事。1977年からセンターの広報紙「センターだより」に4コマ漫画を連載を始め、これは定年退職後のいまも続いています。1982年、少年画報社「ヤングコミック」秋田書店「ヤングチャンピオン」にて「カマやん」の連載を開始。2足のワラジ路線が本格化します。1999年「NPO釜ヶ崎のまち再生フォーラム」事務局長に就任。2013年、大阪市の「西成特区構想」開始に伴い、「あいりん地域まちづくり会議」有識者委員、地域委員を務め、2017年から「萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社」でタウン誌「萩まちだより」はっ発行やまち歩きガイドを担当されています。そして去る6月、明石書店から「カマやんの 日本一めんどくさい~釜ヶ崎まちづくり絵日誌~」を発刊されました。今夜は、大阪・釜ヶ崎に生きる不思議なおっちゃん・カマやん・・・に登場いただき、変遷する町を50年間見つめてきた「めんどくさい」お話を30分間にギューっと凝縮してお伺いしたいと思います!

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おとなの文化村(837)  永守コレクションギャラリー 橋爪宏治さん

今夜のお客様はオルゴール・からくり人形の博物館「永守コレクションギャラリー」の館長、永守文化記念財団の橋爪宏治さんです。

橋爪宏治さんは1979年山口県の生まれ、東京造形大学出身。大学でからくり人形と出会い、在学中からからくり人形の制作をはじめた。岡山県の現代玩具博物館・オルゴール夢館を経て「永守コレクションギャラリー」の館長に就任。自らもからくり人形作家で、作られたからくり人形もギャラリーに展示されています。オルゴールの音色には「繊細さ、優しさ、温かさ」があり、それを感じられる「感性」を育てる事は心豊かな人材の輩出と豊かな社会の実現のために必要不可欠な要素です。その仕組みは、回転体を廻す駆動部分、音を奏でる振動板と筐体、ギアを使ったカラクリから構成されており、オルゴールにはものづくりのエッセンスがつまっています。2023年の3月に開設された永守コレクションギャラリーは、子どもから大人まで幅広い世代の感性を啓発する事を目指すと共に、多くの方にお楽しみいただける施設です。本日は「永守コレクションギャラリー」の魅力をらくり人形作家でもある橋爪館長さんにたっぷり語って頂きましょう。

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おとなの文化村(836)  歌舞伎俳優 片岡千壽さん 片岡りき彌さん 中村翫政さん

今夜のお客様はおとなの文化村3回目のご出演、歌舞伎俳優の片岡千壽さん、そして初めての出演となる片岡りき彌さん、中村翫政さんお越しいただきました。

片岡千壽さんは上方歌舞伎塾第1期生、平成11年3月に大阪松竹座での「仮名手本忠臣蔵」で初舞台。片岡秀太郎に入門し片岡千壽を名乗り、平成24年12月南座での「廓文章」仲居およしで名題昇進。芝居心とセンスのよさを感じさせる女方として活躍されています。片岡りき彌さんも上方歌舞伎塾第1期生、平成11年3月大阪松竹座「仮名手本忠臣蔵」で初舞台。片岡秀太郎に入門し片岡りき彌を名乗り、令和3年12月南座「三人吉三」の夜鷹おとせで名題昇進。はかなげで優美な風情が光る女方として活躍されています。中村さんは昭和63年生まれ、平成18年中村翫雀(現雁治郎)に入門。国立劇場「元禄忠臣蔵」で初舞台。令和4年、大阪松竹瑳「浮かれ心中」の与七ほかで名題昇進。「お祭り」の若い者や「荒川の佐吉」の子分など威勢のいい役が似合い「上方歌舞伎会」では「伊勢音頭恋寝刃」、松竹座歌舞伎特別公演「傾城反魂香」では修理之助に抜擢されました。今夜は来る8月1日から4日まで近鉄アート館で開催される第9回あべの歌舞伎「晴の会」公演についてたっぷりと語っていただきます。待ってました~!

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