今夜のお客まは「ロシア食堂カフェ・ボーチカ」オーナーシェフ、岩崎真和さんです。
岩崎さん1955年、大阪市中央区瓦屋町のお生まれ、実家は「和泉屋」の屋号で松屋町で明治の中頃から岩おこしと飴菓子を扱う菓子問屋を、戦後は駄菓子専門の菓子問屋岩崎株式会社として商いを続けていましたが、四代目を継いだ兄に後継者がいなくて、昨年2024年暖簾をおろされました。次男の真和さんは地元の小、中学校からノイリン、のぐったんと同じ府立夕陽丘高校に入学、勉学よりは柔道部で心身を鍛え柔道二段の頑健な身体が自慢でした。一浪して同志社大学経済学部に入学。食の世界に興味を持ち料理屋、魚屋、肉屋、酒屋での実経済活動、つまりアルバイトに精を出す学生生活を過ごします。卒業後、輸入食品酒類専門商社「株式会社日食」に入社。東京支店に配属後バブル期の東京でサラリーマンを6年間経験して、更なる食の探求をと3年間の休職願いを出し、フランスへ渡航。チーズ、ワイン等のメーカー、レストランで研修の傍ら。休職中ながら「日食」と契約社員的な活動も行い、ヨーロッパ各国の食品酒類専門の見本市等で営業活動も行っていたそうです。1988年帰国、株式会社日食に復職し大阪本社営業本部に勤務。数件の新規事業案を提案するも受け入れられなかったこともあり3年に後退職。フードプランナーとして、「ミノスケ有限会社」を設立。食品開発、飲食店開業、飲食イベント等を企画運営に取り組まれました。2007年、大阪市福島区で、コンテナ改造、キッチンカースタイルの「ロシア料理店ボーチカ」をオープン。現在は、谷町六丁目で「ロシア食堂・カフェボーチカ」を開業。~いっとかなあかん店・大阪~にも紹介される有名店として人気を集めています。およそ10年前から高槻市の山奥で畑と小屋を借りて、週末は「ダーチャボーチカ」 (ダーチャはロシア語で農園付き小屋、ボーチカは木樽) で田園生活をと二拠点生活を楽しむ岩崎さん。

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今夜のお客様は特別バージョンで今回でおとなの文化村を卒業する「任ちゃん」任啓子さんがゲストです。
任さんは1951年大阪のお生まれ。松屋町でおもちゃの問屋さんで育ち、火災を機にお爺さんが不動産業を始められます。任さんは小さい頃からテレビに出演。高校は夕陽丘高校へ進学。浜村淳さんの番組「バチョン」でアシスタントに抜擢。結婚はされますが、ひとりになり不動産会社、株式会社バイタルの社長に。そして2014年10月からは我らの「おとなの文化村」のパーソナリティとして朗読等、再び放送の世界でも活躍されております。
とっておきのお話しや思い出を語っていただきたいと思います。それではまずは、任ちゃんからリスナーの皆さんへご挨拶です!

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今夜のお客様は「株式会社ムーラ」代表取締役、空間デザイナーの中川 泰章さんです。
中川さんは1978年大阪生まれ、大阪府立夕陽丘高校をへて大阪芸術大学芸術計画学科を卒業したのち、長野県伊那技術専門校木工科で1年間無垢板を使った木製家具の製作を学びました。卒業後、130年続く伝統工芸軽井沢彫の老舗家具店で木工職人として従事。その後、大阪に戻り、家具・インテリア設計会社を経て2015年株式会社ムーラを設立。主に、飲食や物販等の店舗を中心としたデザイン/設計業務に取り組み、商業施設や宿泊施設、キャンプ施設などの建築デザイン、フードホールやライブハウス、アートギャラリーの設計など、さまざまな空間を手掛けられています。ノイリンの会社せのやが京都で経営するアートショップ「nuunu」や万博の店舗も中川さんのデザインです。2022年には、設計した「タグボート大正」が大阪市の都市景観資源として登録されました。大阪芸術大学在学中、春休みに1か月半バックパックを背負ってのヨーロッパ半周旅に。偶然にもウィーンで開催されていた「倉俣史朗展」に出会い、展示されていた椅子「ミスブランチ」を見て、機能する家具であり美しいアートでもある、今まで知らなかった世界を目の当たりにして、この時、家具デザインの道に進もうと決意したという中川さん。家具デザインついて、のぐったんとお話しできればと楽しみだそうです。

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