おとなの文化村(872) 講談師 旭堂南照さん

今夜のお客様は「講談師、旭堂南照」さんです。

旭堂南照さんは1959年、大阪のお生まれ。生野区の小中学校から天王寺高校をへて奈良女子大学を卒業。CBSソニー(現ソニーミュージックエンタテーメント)に入社、やしきたかじんさんのマネージャーなどを担当した後、日本語学校に勤務。株式会社東急スポーツオアシスに18年間勤務されました。そして2008年2月から四代目旭堂南陵師匠の「講談塾」に通うことになり、2010年6月、51才の時に旭堂南陵に師事入門。2014年8月、創作講談『ミチコ先生とマーマレードと対馬丸』を語りを始めます。これは、小学校の担任ミチコ先生の思い出と、終戦の1年前に起きた沖縄の「対馬丸事件」が結びついたお話です。昨年、2024年は対馬丸事件から80年の年であり、対馬丸記念館から、10年語り続けていることに感謝状を贈呈されたそうです。毎年、国立文楽劇場小ホールにて独演会を開いている南照さん。2022年8月には、国立文楽劇場の大劇場で「平和」をテーマに独演会を開催されました。そして、今年2025年は再び国立文楽劇場大ホールで「入門15周年感謝の会」を開催することになりました。大阪・関西万博開催の年、大阪を舞台にしたお話を三席、『幸助餅』『天野屋利兵衛』『大橋房太郎一代記』と意欲的なお話を語られます。おとなの文化村でもお馴染みのゲストメンバーが出演して15周年を盛り上げてくれるのも楽しみです。「大阪講談協会」の一員として、2020年に亡くなった南陵師匠の遺志を継いで堺で開催する「おたび寄席」は2024年12月に50周年を迎え、先日3月23日に第591回を開催。誰もが講談を学ぶことのできる「講談塾」を運営と南照さん。入門当時からのお付き合いというノイリン、今夜は「15周年記念の会」について聞きたいことがいっぱいあるそうです・・・

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