おとなの文化村(523) 「第21回なにわ大賞」枚岡神社宮司 中東弘さん

今夜のお客様は「第21回なにわ大賞」を受賞された「枚岡神社」宮司、中東弘さんです。

河内國一之宮、枚岡神社宮司、中東弘さんは昭和16年大阪市のお生まれ。昭和35年、出雲大社で神職の資格を取得されます。大山祇神社(おおやまつみ神社)をへて昭和35年、春日大社勤務。南都樂所楽師として国内外で雅楽を演奏されるなど活動を続け、平成9年「春日大社権宮司」に就任。平成18年「白屋八幡神社(しらやはちまん神社)」宮司となり、平成21年に、 ダム建設工事の地滑り被害から社の再建を果たされました。同じ年に「枚岡神社宮司」となり、毎年12月23日に斉行される「注連縄掛(しめかけ)神事、通称「お笑い神事」の大笑いを地域の人々や参詣者に広く呼び掛け、その模様は各テレビ局で中継されるなど、全国的に有名なものとなり参加者は年々歳々増加の一途を辿っています。今夜は「第21回なにわ大賞・贈呈式」を前に、神話から学ぶ日本の文化伝承、発信に日々取り組まれる中東宮司の「大笑い」をお届けさせていただきましょう!

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おとなの文化村(522) 演芸ライター 日高美恵さん

今夜のお客さまは演芸ライターの日高美恵さんです。

日高美恵さんは大阪市のお生まれ、神戸大学在学中から情報誌「エルマガジン」で演劇、演芸を担当。卒業後、エルマガジン社を経てフリーの演芸ライターとして活躍されています。新聞、雑誌で落語などの記事や評論、書評ほかを書くほか2006年9月に創刊した、落語、講談、浪曲のスケジュールや読み物、ニュースを掲載した月刊のフリーペーパー「よせぴっ」を12年にわたり継続発行されています。「きく知る落語」(JTBパブリッシング)、「いまライブで聴けるみんなが好きな落語家」(朝日新聞出版)、「よしもと落語の世界」(ヨシモトブックス)、「落語ファン倶楽部」(白夜書房)などを執筆、現在は雑誌「ステーション」、「しんぶん赤旗」「東京かわら版」で落語の記事、読み物を連載、朝日新聞で演芸評を担当されています。また、2006年からは「天満天神繁昌亭の繁昌亭大賞」、2014年から福井県の「全国女性落語家大会」、2015年から「大阪文化祭賞」、2017年から池田市の「社会人落語日本一決定戦」など審査員として活躍されています。今夜は、神戸新開地に来る7月11日にオープンする「喜楽亭」のホットな情報など、上方演芸についてあれこれお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(521) GOTTA 志水博昭さん 堀江秀幸さん

今夜のお客さまは いま道頓堀でロングラン公演中の「フードミュージカルGOTTA」に出演中のお二人、「たこ焼きの丞」役の志水博昭さん、「フグ三郎役」の堀江秀幸さんです。

志水博昭さんは、平成九年、松竹上方歌舞伎塾入塾。平成十一年、卒塾。片岡秀太郎門弟として片岡千志郎を名乗られました。日本舞踊・立回りを得意とし一般社団法人堺シティオペラによるオペラガラマラソンにおいて振付けを担当。イタリアでのプッチーニフェスティバルでもイベントの一つとして日本舞踊を披露されました。平成二十五年歌舞伎役者を辞め、今回GOTTA の立上げに参加。歌舞伎で培った技術と恵まれた体格を生かした、舞台上での存在感に期待が集まっています。堀江秀幸さんは、10代の頃よりプロの世界で和楽器パフォーマンスを行い、国内外での公演や様々なジャンルのアーティストとの共演を経験。また、世界陸上大阪大会閉会式やテレビCM出演、映画音楽の制作など、幅広く活動をされています。ご自身の楽曲が全国ネットのテレビ等でも多く使用され、津軽三味線とデジタルミュージックを融合した独自の世界観”tragital”を展開されています。さあ、待ってました!たこ焼きの丞、フグ三郎の登場です。

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