おとなの文化村(362回) 地域と暮らしのデザイン専門家 杉本清さん

今夜のお客様は「地域と暮らしのデザイン」専門家、杉本清さんです。

杉本さんは1951年東大阪の生まれ、1974年、京都市立芸術大学、工芸科デザイン専攻を卒業後、大阪府に技師として採用、貿易館に勤務されます。その後、1987年、大阪府産業デザイン研究センター企画推進班に異動。2000年からは、国際協力事業団(JICA)に専門家派遣されインドネシアで勤務、帰国後は大阪府商工労働部商工振興室経営支援課、大阪府産業デザインセンターに異動され、2008年には「にぎわい創造部国際室アジア交流課」で「上海万博大阪パビリオン」を担当されます。そして、2012年に大阪府を定年退職。2013年からは大阪府立大学大学院経済研究科で観光・地域創造を学ばれます。ことし3月、博士前期課程修了後は、大阪市立大学大学院工学研究科で都市計画特論を履修中。現在、民族藝術学会、意匠学会などに在籍し、地元の「鶴が丘スクェア実行委員会」「東住吉音楽祭実行委員会」「どっぷり昭和町、まったり文の里実行委員会」「水都大阪を考える会」などなど、幅広く地域活動に活躍されています。今夜は、いま取り組んでおられる「辺界のフロンティア」プロジェクトのお話を中心に、まちとデザイン、境界領域の実践と研究・・・、難しそうなテーマを分かりやすく語っていただきます。

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おとなの文化村(361回) 大和屋本店の女将、石橋利栄さん

今夜のお客様は大阪道頓堀の旅館「大和屋本店」の女将、石橋利栄さんです。

大和屋本店さんは、1896年(明治29年)、創業者石橋伊三郎が大和の国、奈良県磯城郡武蔵から大阪へ出て「大和屋本陣」として始めた老舗旅館です。石橋利栄さんは、1962年京都生まれの京都育ち、17歳で滋賀県に引っ越し、高校卒業後家業のを手伝います。そしてアルバイト先で、大和屋本店5代目社長となる、ご主人石橋政次郎さんと出合います。結婚三年目で先代の女将がなくなり、以後、三人の子育てをしながら女将業に励んでこられました「しっかり・ちゃっかり・うっかり女将」と称されながらも、日々 女将という職業に感謝する毎日を過ごされています。全国旅館ホテル同業組合 女性経営者の会4代目会長として活躍され、現在「大阪府旅館ホテル同業組合」婦人部長を努める石橋さん。海外からのお客さまも飛躍的に増えている大阪、ミナミの様子や、これからの抱負など、たっぷりと語っていただきましょう。それでは「いちびり・はんなり・ぼんやり・・・」のノイリン、よろしくお願いします。

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おとなの文化村(360回) 都市計画家 加藤寛之さん

今夜のお客さまは、都市計画家「株式会社サルトコラボレイティヴ」代表取締役の加藤寛之さんです。

加藤さんは1975年、千葉市のお生まれ。立命館大学在学中から、まちづくり系シンクタンク「COM計画研究所」の業務に携わります。そして立命館大学政策科学部を卒業後、イタリアへ遊学、大小20以上の都市を巡りローマには3か月間滞在。帰国後、COM計画研究所に入社。2000年4月に建築・デザイン・都市計画などの分野を横断的に考え実行する「サルト」を立ち上げます。そして、兵庫県柏原町にタウンマネージャーとして出向、「まちづくり会社」の設立などに関わり地域活性化を実践されます。その後、枚方市の定期マーケット「五六市」を皮切りに、大阪浪速区の「芦原橋アップマーケット」、滋賀県伊賀市の「伊賀風土フードマーケット」などの地域再生事業に取り組んでおられます。今夜は、柏原で10店舗、枚方では20店舗以上の新規店舗を生み出したノウハウなど、たっぷりお伺いしたいと思います。

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