おとなの文化村(804)  ナニワの紙芝居師 大塚珠代さん

今夜のお客様は「一般社団法人てづくり紙芝居館」代表理事、「一般社団法人塩崎おとぎ紙芝居博物館」会員、ナニワの紙芝居師の大塚珠代さんです。

大塚珠代さんは昭和32年(1957年)大阪のお生まれ。1980年の秋、「街頭紙芝居」に西成の路地で出会い、保育士をやめて紙芝居をはじめて43年。天下茶屋北公園での毎週水曜日の紙芝居、神ノ木公園、長池公園などで水あめやカタヌキなどのお菓子を売りながら、青空の元で紙芝居を実演。街頭紙芝居文化を後世に残すため、奮闘されています。同時にてづくり紙芝居の掘り起こしと出版を開始し、より多くの人と「てづくり紙芝居」の楽しさを共有するため「てづくり紙芝居館、2020年7月、帝塚山四丁目に設立、いま南海線近くの別館を拠点にさまざまな紙芝居の制作、講座、ライブ、イベントを日々実践されています。「おおさかすきやねん大賞」「大阪ビデオコンテスト特別賞」「大阪21世紀協会やんちゃ大賞」などを受賞。フランスベルサイユ、アメリカサンディエゴ、ロサンゼルス、ワシントンDCさくらまつりなど海外での公演活動も行い、日本発祥の紙芝居文化の普及、日本と海外との橋渡し、てづくり紙芝居の制作、出版などを行っておられます。第2回なにわ大賞特別賞を受賞された「塩崎おとぎ紙芝居博物館」塩崎源一郎さんから街頭紙芝居屋さん開業のイロハを教わったという大塚さん、ノイリンとも1999年頃から出会いがあったそうです。さあ、大塚珠代・街頭紙芝居師半世紀のはじまりはじまり・・・・

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おとなの文化村(803)  イラストレーター 千秋育子さん

今夜のお客様はイラストレーターの千秋育子(やすこ)さんです。

千秋育子さんは大阪府のご出身。デザイン学校を卒業し20歳のとき、自分の絵が広告に使われたことを機に22歳でフリーのイラストレーターの世界へ入いられました。書道七段の腕を生かした独自のタッチと色彩感覚を存分に発揮し、1990年代までは雑誌や広告、2000年以降はヤクルトのアート自動販売機、東京メトロのフリーマガジン、松任谷由実のコンサートグッズなどを手がけるなど、雑誌や広告のイラストやおエッセイ、描き文字、壁画ペイントから、空間全体のデザインを企画から関わる仕事も多く取り組んでおられます。最近では、淡路島パソナグループの西海岸エリアのロゴやイラスト、いかりスーパーマーケットPB(プライベートブランド)や芦屋店の壁画を描くほか、シンガポール・オーチャードロード、メルボルンやマニラなど海外、国内とさまざまな場所で活動されています。おとなの文化村レギュラーの「なんでやねん博士」西川雅夫会長の株式会社セキセイさんも出展する「文紙MESSE2023」のロゴも千秋さん作成のデザインです。ノイリンとは、ユニークな大阪みやげとして評判だった「大阪トランプ」の制作販売がきっかけで20年来のお付き合いとか・・・。知れば知るほど、その活動現場の多彩さに驚かされているというノイリン。「関西人の取扱説明書」「関西人のルール」とともに「大阪のおっちゃん」という著者もある千秋育子さん。ノイリン、ノグッタンはどんなおっちゃんに見えてるんでしょうか?さあ、それではご登場いただきましょう。

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おとなの文化村(802)  都市プランナー 泉英明さん

今夜のお客様は都市プランナー「有限会社ハートビートプラン」代表取締役、泉英明さんです。

泉さんは1971年、東京都のお生まれ。1994年大阪大学工学部環境工学科を卒業後、都市計画コンサルタント企業の修行をへて、2004年「ハートビートプラン」を設立。大阪なんば、西梅田、豊田、岡崎、姫路のまちなか再生や公共空間のプレイスメイキング、水辺空間のリノベーション「北浜テラス」「水都大阪」事業推進、長門湯本温泉の温泉地再生、気仙沼のまちなかエリアの再生などに関わってこられました。 グッドデザイン賞、土木学会デザイン賞、日本都市計画学会計画設計賞など数多くの賞を受賞され、まちづくりの「まち医者」としての関わりを目指し活躍されています。おもな著書に『都市を変える水辺アクション』(共編著、学芸出版社)、『民間主導・行政支援の公民連携の教科書』(共著、日経BP社) などがあり、この後出演いただく「道頓堀並木座仕掛け人」山根秀宣さんともともに活動されています。そして、去る11月23日、ミナミの玄関口・南海なんば駅前にオープンした「なんぱ広場」プロジェクトを、協議会設立時から12年間、地元商店街や企業とともに推進してこられました。ノイリンのホームグラウンド「戎橋筋商店街」も大きく関わってきた「なんば広場」。今夜は生まれ変わるまちのいま、未来をお話しいただきたいと思います。

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