おとなの文化村(790)  日本フードスタディーズカレッジ 田中愛子さん

今夜のお客様は「日本フードスタディーズカレッジ」理事長、田中愛子さんです。

大阪生まれ。1981年 料理家・吉岡昭子さんに師事、日本伝統の家庭料理の基礎を学ばれました。1986年 ご主人がニューヨーク五番街で高級日本料理店「SHINWA」を開業。1987年から1995年にかけて、その事業展開と共に世界各地でパーティコーディネートをする傍ら世界の家庭料理と食文化を研究。1998 年 NHK 「きょうの料理」に出演、 2001年 文化出版局から「美味しい、楽しいグッドギャザリングフロムニューヨーク」 の出版など、雑誌、テレビ、新聞などメディアに料理研究家、食文化のプロとして活躍。語学力を活かしたニューヨークやヨーロッパ、タスマニアなど海外で食の現場の経験から、次世代の料理研究家の育成、家庭料理を通した食文化の指導、「食卓のフィロソフィ」をテーマとした食育活動に携わってこられました。2009年、食育ハーブガーデン協会を立ち上げ、全国150以上の小学校・各種施設などに「植える・育てる・収穫する・料理する・いただく」の5つのステップの食育教育を導入。2015年、大阪樟蔭女子大学にフードスタディコースを設立、教授として教鞭をとり、海外の学会に出席して講演活動を続けこられました。そして、ことし2023年、日本で初めて「食と環境」を考える教育機関「日本フードスタディーズカレッジ」をスタートさせて理事長に就任されました。今夜は、9月からスタートした「第1回おむす美大賞」はじめ、泉佐野にある登録有形文化財「新井邸」で展開される「世界の人々に~日本の食と食文化を学ぶ~」取り組みなどホットな話題を提供いただきます。

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おとなの文化村(789)  外国人向け求人掲載メディア「YOLO JAPAN」 加地太祐さん

今夜のお客様は「株式会社YOLO JAPAN」代表取締役、加地太祐さんです。

加地さんは1976年大阪のお生まれ。サラリーマン生活を始めた矢先の2004年、通っていた英会話スクールが突然倒産!なんとその従業員を助けようと自らが借金をして、サラリーマンを続けながらオーナー社長に就任。さまざまな紆余曲折をへながら、英会話家庭教師事業やオンライン英会話事業を精力的に取り組んでいた2015年、顔を68針も縫い5日間生死の境をさまようという大変な交通事故に襲われます。奇跡の生還をきっかけに、「このまま死んだら何もこの世界に残していない。残せるのは言葉しかない」と本を出すことを決意、2016年1月「成功する人の考え方」をダイヤモンド社から出版。そして、次世代に残る事業をしたいと考え、日本人と外国人が共存する日本づくりに貢献することを目標に、2016年に外国人向け求人掲載メディア「YOLO JAPAN」を立ち上げ5年で25万人・226ヵ国の在留外国人が登録するメディアへと成長。2019年9月、大阪新今宮駅近くに南海電鉄と連携して外国人向け就労インバウンドトレーニング施設「YOLO BASE」を開業。不動産事業、多言語問診票サービス、SIMカードの販売、外国人採用後の研修サービスの提供と事業を拡大。日本に住む外国人へ包括的なサービスを提供するプラットフォームメディアとして事業展開されています。コロナ禍の2021年、なんとここで「ドライブインお化け屋敷」を開催したことにも興味深々だったというノイリン、今日は待ちに待ったゲスト出演です。

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おとなの文化村(788)  松竹座総支配人 市村昌也さん

今夜のお客様は「松竹株式会社 演劇本部 執行役員、関西演劇室 室長、松竹座総支配人」市村昌也さんです。

市村さんは1966年、兵庫県尼崎市生まれの尼崎育ち。1988年4月松竹株式会社入社。最初に配属されたのが藤山寛美、ミヤコ蝶々、京唄子さんらが活躍していた道頓堀中座の営業係。その後、大阪松竹座、京都南座の営業をへて、2001年10月演劇製作室にてプロデューサーに就任。おもに藤山直美さんの製作を担当。2015年4月大阪松竹座支配人、2019年11月関西演劇室長、そして2022年、関西演劇室長兼大阪松竹座総支配人として、営業で13年間、製作で14年間、現場で活躍されています。営業先のお客様に営業というモノを教えて頂き、製作としては役者さん、スタッフの皆様に教えて頂いたと語る市村さん。ことし2023年、大阪松竹座開場100周年に立ち会えた事に感謝と喜びを日々感じておられます。地元ノイリンとも以前からのお知合いです。今夜は、道頓堀松竹座100年の歩みを演劇人市村昌也さんをつうじてお伺いしたいと思います。

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