おとなの文化村(392回) 大阪観光局理事長・観光局長 溝畑宏さん

今夜は2016年新しい年の幕開けにふさわしいゲストをお招きいたしました。大阪観光局理事長・観光局長の溝畑宏さんです。

溝畑さんは昭和35(1960)年、京都府のお生まれ。お父様のお仕事の都合で6歳からフランス、イタリアで少年時代を過ごされます。帰国後は京都で中学・高校時代を過ごし、野球部で自由闊達に活動されたとか・・・。昭和60(1985)年、東京大学法学部を卒業後、自治省に入省。北海道庁出向、行政局(行政体質体制整備室長補佐)理事官をへて、平成2(1990)年に、第二のふるさととなる大分県へ出向。平成14(2002)年、県企画文化部長に就任。この間、「立命館アジア太平洋大学」の設立や、「サッカー・ワールドカップ大分誘致」などに尽力。平成16(2004)年には、「大分トリニータ(株式会社大分フットボールクラブ)」の社長に就任、J1昇格・ナビスコカップ優勝という偉業を達成されました。その後、平成22(2010)年、国土交通省観光庁長官に就任、東日本大震災の災害を乗り越えるべく様々な復興促進に取り組まれました。長官退任後は、震災復興に尽力された現場の方々に感謝の気持ちを伝えたいと「自転車による、みちのくひろし旅」、1600キロの東北走破などを実践しながら、観光立国ニッポンをめざす活動に奔走。そして、昨年平成27(2015)年4月に、関西財界・大阪府・大阪市からの要請をうけ「大阪観光局、理事長・観光局長」に着任。ふるさと関西への恩返し、大阪を世界に誇れる観光都市へと、日々いちびり・・・いえ邁進されています。『観光は地域の総合戦略産業』というキーワードは、奇しくもわれらが文化村ノイリンの持論でもあったということで意気投合したという二人。いちびり同志の、楽しくもマジメなトークをとくとお楽しみいただきましょう。

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おとなの文化村(391回) 阪大万葉顕彰会元顧問 原 實さん

今夜はこのFM大阪のある湊町にお住まいの方をお招きしています。王朝文学講師で大阪大学・・・阪大万葉顕彰会元顧問の原實さんです。

原實さんは昭和6年・・・と言いますから今年84歳。昭和30年、大阪大学経済学部卒業。何と現在も、産経学園や北野田文化会館、阿倍野市民学習センターなどで、王朝文学と中国古典文学・・・漢詩や歴史・・・の講師をなさっている現役の先生です。「日本人なら誰でもが知っているお正月のカルタ遊び。その小倉百人一首は単なる名歌集ではなく、撰者・藤原定家の“悲しい秘密”が隠されて分かってきました。数人の学者・研究家の推理を重ねて解き明かそいてまいります・・・」と原さんの講座のチラシにあります。お正月を前にして小倉百人一首をおさらいしながら、この“悲しい秘密”についてもたっぷりとお話を伺いましょう・・・と考えましたが、30分では足りません。そこで、なにわ・・・それもミナミに生まれ、ミナミに育った原さんに、同じ、ミナミで生まれ、ミナミで育ったのいりんが、人生の大先輩と大阪・ミナミの今昔について大いに語りあってもらうことになりました。さ~て、どんなお話が飛び出してくるやら!!?

 

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おとなの文化村(390回) お坊さんでイベントプランナー 米本敬雲さん

今夜のお客様は「僧侶」お坊さんで「イベントプランナー」の米本敬雲(けいうん)さんです!

米本敬雲さん・・・本名:米本和生(かずお)さんは1952年三重県名張市にお生まれになりました。大阪市内の百貨店に19年間務めたあと、脱サラをして、“バーのマスター”に転身。そこでお客さまだった音楽家のマネージメントを行うなど、異色の経歴の持ち主です。1998年、46歳の時に出家し、現在、兵庫県豊岡市の山奥にある「雲澤寺(うんたくじ)」の住職をなさっています。そのかたわら音楽文化にも多大な貢献をされ、現在「みおつくし音楽祭」を立ち上げて頑張っておられます。今夜は、米本住職のこれまでの異色の経歴の裏側や「みおつくし音楽祭」とはどんな音楽祭なのか?!その音楽祭にかける熱き思いなどなど、のいりん、みなさんに手を合わせて聞いていだきしょう!!

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