おとなの文化村 (051回) 高津宮の宮司さん 小谷真功さん

今夜のお客様は 千年以上にわたって大阪の街の歴史を見守ってきた高津宮通称高津さんの宮司さんでお宮さんを基点として街おこし地域おこしに頑張る宮司の小谷真功さんです

小谷宮司は1959年堺市のお生まれで伊勢にある皇學館大學を卒業された後 地元堺の学校での講師生活ののち1988年に高津宮の神職として奉職。そして1997年12月より高津宮宮司となり、以来大阪の中心部を背骨のように貫く上町台地の中央から様々な地域密着型文化活動に取り組んでおられます。今夜はそんな宮司さんに活動の狙いなどをお伺いしたいと思います。

これに関連する記事

おとなの文化村 (050回) 記録映画を見る会 村田聡さん

今夜のお客様は家庭に眠る古いフィルムを収集しDVD化して上映する活動を続けている市民団体「記録映画を見る会」の理事長村田聡さんです。

村田さんは1960年3月神戸市長田区の長田神社のそばで生まれた神戸っ子。星稜高校、神戸商科大学と地元神戸の学校を無事卒業。社会人となり大手酒造メーカー、大手百貨店でマーケティングとCMの仕事に携わり、その後独立してマーケティング会社を設立。多くの仕事をこなしたその後現在は2006年にはじめた市民が撮影した地域の映像収集し、それをデジタル化して地域の人々と一緒に見る会である。非営利市民団体「記録映画を見る会」を設立。お年寄りの方々が昔を思い出す呼び水となり認知症の予防効果もあると言われる懐かしい映像を小脇に抱え、毎月近畿各地の高齢者施設などを回りながらお年寄りの笑顔に喜びを見出している村田さんです。「記録映画を見る会」が制作監修したDVD「シリーズ昭和の映像」は評判をよび、現在大阪篇第1集、第2集。神戸篇第1集、そして沖縄篇第1集など多くのバージョンを送り出しています。

これに関連する記事

おとなの文化村 (049回) 日本テレマン協会代表 延原武春さん

今夜のお客様は 関西をベースに世界レベルで活躍されている。指揮者で日本テレマン協会代表の延原武春さんです。

延原武春さんは 1943年大阪の吹田生まれ 大阪音楽大学を卒業後、オーボエ奏者としてクラシックの世界に足を踏み入れ 以来現在までバロックからベートーヴェンまでの18世紀音楽を専問とする指揮者。そしてオーボエ奏者として活躍されています。延原さんは 1963年に いち早くバロック音楽を啓蒙することを活動の大きな柱とする日本テレマン協会を組織。テレマン室内管弦楽団・同室内合唱団、あるいはコレギウム・ムジクム・テレマンやバロック・コア・テレマンを率いて、日本全国はもとより世界中へその活動の場を拡げておられ、日本のクラシック界に室内楽を定着させた功績は高く評価されています。また現在、日本テレマン協会の活動の傍ら (社)日本演奏連盟関西委員、(財)兵庫県芸術文化協会評議員、大阪市ユースオーケストラ音楽監督等の要職にも就かれ 後進の指導にもあたっておられます。そして先ごろはそのドイツ・バロック音楽の普及活動に尽力されたその功績に対してドイツ連邦共和国より「ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章」が授与されるなど世界的に活躍されている延原さんです。

これに関連する記事

WordPress Themes