2020年9月放送第634回のゲスト「第8回大阪ほんま本大賞」を受賞された作家の蓮見恭子さん、覚えていらっしゃいますか?その受賞作「たこ焼きの岸本」が舞台化されることになりました。
今夜のお客様は来年1月、関西芸術座第257回公演「たこ焼きの岸本」を演出される関西芸術座付属演劇研究所所長、演出家の松本昇三さんと主演の梅田千絵さんのお二人にお越しいただきました。
関西芸術座は1957年創立、65年の歴史を持つ劇団。その「カンゲイ」が全力をあげて取り組む公演「たこ焼きの岸本」、大阪住吉を舞台に繰り広げられる人情物語です。演出の松本昇三さんは、1981年関西芸術座に入団。俳優として舞台、TVドラマなどに出演。その後俳優から演出家に転向。民放ラジオドラマの演出、関西芸術座のほか多くの劇団や「丹波篠山市民ミュージカル」「西成ミュージカル」など行政劇団の依頼作品も多く手がけておられます。主演の、大阪住吉大社のほど近く、亡き夫から引き継いだたこ焼き屋をひとり切り盛りする岸本十喜子役を演ずる梅田千絵さん。1963年生、大阪生まれ。数多くの舞台、NHKはじめ民放各社のテレビドラマやラジオドラマで活躍。2021年、舞台「ブンヤ、走れ!」で第24回関西現代演劇俳優大賞」を受賞されました。今夜は、来年1月13、14、15日、ABCホールで上演される「たこ焼きの岸本」の見どころなどお話しいただきたいと思います。
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今夜のお客様はフリーランスの料理人、細川竜司さんです。
細川さんは1974年まれ、滋賀県のご出身。国際情報高校を卒業後、大原簿記専門学校に入学、日商簿記検定1級を取得。大阪の会社に就職し営業部で勤務するも、大好きなカルボナーラがつくりたいと「カプリチョーザ」に転職。2000年にイタリア留学。はじめの半年間は学校でイタリア料理について学び、その後ボローニャのレストラン「Pernice e la Gallinaペルニーチェ エ ラ ガッリーナ」、エミリアロマーニャ州のカストロカロテルメにある当時2つ星レストラン「La Frascaラ フラスカ」にて研修。ミラノの1つ星レストラン「Innocenti Evasioniインノチェンティエバンジオーニ」にて勤務。2002年帰国後、六本木ヒルズ開業に伴いオープンした当時ミラノの2つ星レストラン「Sadler Tokyo」でオープニングよりパスタ場シェフに就任。その後都内のイタリアレストランでシェフを歴任後、ご自分のレストラン「オステリア イルドラゴ」、立ち呑みバール「バール デル ドラゴ」の2店舗を経営。2020年、縁あって関西大阪へ戻り、フリーランスの料理人としてイタリア料理監修、イタリア料理レシピ考案、イタリア料理教室で活躍されています。現在、この番組のサポーターでフードビジネス開発も取り組む「日本公共経営研究所」所長、宮本正一さんとともに来年6月をめざして準備中というマル秘プロジェクトについてもお伺いしたいと思います。
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今夜のお客様は京都からお越し頂いた「一般社団法人チエノワ」代表理事、田中千恵子さんです。
観光客、住民、観光にたずさわる事業者みんなが、気持ちよく過ごせるように・・・。そんな思いを込めて、旅先で出会う人々がお互いに思いやりを持つ「ツーリストシップ」という言葉を考案し、広める活動をする「チエノワ」さん。代表の田中千恵子さんは埼玉県の出身、幼少期を台湾で過ごし、台湾の小学校全国野球大会にキャプテンとして日本人学校初出場を果たすという経験もありました。特色入試で京都大学経済学部に入学後は、短期留学、学生サークルの創設、ビジネスコンテスト最優秀賞受賞など学内外で精力的に活動。2019年から京都のために観光課題に取り組もうと活動を開始し、10月に一般社団法人CHIE-NO-WAを設立。2021年から世界に先駆けて「ツーリストシップ」を提唱。2021年3月に大学を卒業後、社会起業家として異例のプロ契約をダイドードリンコ株式会社と締結。2022年9月に京都市観光サポーター(旧観光大使)に任命され、ますます活動を広げておられます。まだ聞きなれない「ツーリストシップ」かもしれませんが、観光客が回復しつつあるいま、ぜひじっくりとお話しを伺いたいと思います。
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