おとなの文化村(658) イラストレーター 勝間としを

今夜のお客様はイラストレーターの勝間としをさんです。

勝間さんは69歳、大阪府のお生まれ。商業デザイン学校卒業後、テレビ動画制作会社に勤務。1969年、18歳の時に講談社少年マガジンに漫画家としてデビュー。大手広告代理店の専属デザイン会社で専属イラストレーターとして活動。その後独立し、フリーのイラストレーター、漫画家として活動しながら大阪デザイン専門学校の非常勤講師として長らく活躍されていました。2010年、59歳の時、脳梗塞で倒れ後遺症から利き手であった左手を失い、絵を描くことができなくなってすべての職を失いました。そんな勝間さんを救ってくれたのが、友人の勧めで右手でパソコンのマウスを持ち描いた「猫の絵」でした。以来、気づけばたくさんの猫の絵を制作、「もう二度と描くことができなくなったと感じたあの頃、今では夢を見させてもらっているようです。あきらめなくて本当によかった」と語る勝間さん。作品には自作の詩が添えられ、人間の生き様を重ねたほっこりとした絵は多くのファンを魅了しています。にゃんたん、ワンちゃん大好きなおとなの文化村メンバー、今日はみんな待ちに待っていたご出演です。

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おとなの文化村(657) 大阪府簡易宿泊所生活衛生同業組合 杉浦正彦さん

今夜のお客様は「大阪府簡易宿泊所生活衛生同業組合」事務局長、杉浦正彦さんです。

杉浦さんは. 1970年生まれの50歳、愛知県安城市のご出身。住宅都市整備公団(現UR都市公団)勤務時代に、住民参加型ワークショップに携わったことからまちづくりに興味をもち、2014年44歳で脱サラ。大阪の空堀地区でまちづくりを行う「長屋すとっくばんくねっとわーく企業組合」代表理事の松富謙一さんの紹介で、西成特区構想を受託する「萩之茶屋地域周辺まちづくり合同会社」に従事。外国人観光客向けの飲食店KAMAPUBの事業(現西成JAZZ Dona Lee)やあいりん地域の様々な調査業務に携わり、45才で宅地建物取引士の資格を取得。2年後2017年から現職である大阪府簡易宿所生活衛生同業組合にて事務局長に就任。新今宮駅周辺のまちづくり活動にも積極的に関わってきました。そして編集者・ドキュメンタリー作家の篠原匡(ただし)さんが飛田新地内にある廃屋となった旧遊遊郭の写真集を制作するプロジェクトを立ち上げ、その物件管理者が杉浦さんでした。写真集という形で遊廓跡に遺された記憶を後世に伝えていくクラウドファンディングが実行されています。今夜はノイリンも関わっているという「グレーターなんば」エリアについて語り合っていただきましょう。

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おとなの文化村(656) 大阪産 料理 空 今井豊さん

今夜のお客様は「大阪産 料理 空」代表、今井豊さんです。

今井さんは1964年堺生まれの堺育ち。父方は堀江で商い、母方は千日前で映画館をやっていたことから商売に強い興味を持った幼少期を過ごした今井さん。小さい頃から炉端焼き屋のおやじさんに憧れ、いつかは店をやりたい!の思いを抱き続けていました。そして、同志社大学を卒業し大手金融機関に20年勤務。西宮、心斎橋で支店長を経験し16年前に念願の独立開業。沖縄料理店、炉端焼き店を皮切りに3店舗目は地下鉄本町駅船場センタービル地下に「貸し居酒屋街・船場女将小路」をオープンさせました。そんな時、京料理という言葉があるのに食い倒れのまち大阪には大阪料理という言葉がない。…ということから「大阪産(もん)料理」という名前を考え、地元食材を集めた「大阪産(もん)料理 空」が誕生。現在、大阪もん料理空 4店舗をはじめ7店舗を運営されています。自ら大阪産(もん)食材の語り部「琵琶法師」を名乗り、大阪は粉もんだけやない!を合言葉に頑張る空ちゃん。今夜は「大阪もん」をたっぷりと語っていただきましょう。

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