おとなの文化村(602)  映画「演じ屋reDESIGN」プロデューサー 高村三礼さん 出演者の笠原紳司さん、今井孝祐さん、倉垣まどかさん

今夜のお客様はホープインターナショナルワークス株式会社 代表 高村三礼さんと映画「演じ屋reDESIGN」出演者の笠原紳司さん、今井孝祐さん、倉垣まどかさんです。

高村 三礼さんは1975年神奈川県 伊勢原市のお生まれ、2010年に大阪で起業。アパレルのOEM事業を中心に行うホープインターナショナルワークス株式会社は、2016年にはショップ「サロン・ド・リデザイン・クローゼット・ドット・ネット」を立ち上げた。「次世代の洋服のお直し屋」をコンセプトに掲げ。併設したカフェでこだわりのスペシャルティーコーヒーを飲みながら、ライブ感覚でミシンワークが楽しめるショップ。大阪堀江・原宿・池袋・千葉も店舗をかまえ、テーラリングの専門的な知識と技術を持つスタッフが常駐し、縫製工場で使用する本格的なマシンも用意。リデザインされた世界で一着の洋服を作ることができる。今回その店の宣伝にお金をかけるならお店の映画を作って知ってもらおうと映画を制作。「演じ屋reDESIGN」は伝説のインディーズ映画「演じ屋」終了から16年の時を経てキャスト・スタッフが再集結して送り出す待望の新作。今回は出演者の笠原紳司さん、今井孝祐さん、倉垣まどかさんも駆けつけてくれます。大阪堀江を舞台にするこの映画、おとなの文化村の「のぐったん」も堀江代表として出演しています。さてどんな役柄なのか楽しみですね。

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おとなの文化村(601) 大阪大学総合学術博物館研究員 藤浦淳さん

今夜のお客様は「学校法人清風学園常勤顧問」「大阪大学総合学術博物館研究員」の藤浦淳さんです。

藤浦さんは1964年大阪府のお生まれ、小学校6年生の遠足で奈良の二上山へ行き、ガーネットの美しい粒を発見したのをきっかけに鉱物採集の世界に・・・、中学時代も鉱物採集をつづけ、清風高校、岡山大学時代も採集活動に没頭。大学卒業後、1989年、産経新聞社に記者として入社。神戸支局、大阪本社社会部に勤務。この間10年は鉱物から遠ざかる生活が続きましたが、1999年から再開。2000年には「奈良鉱物研究会」を立ち上げられます。産経新聞社では、2006年、社会部次長に就任。初の鉱物連載「鉱の美(いしのび)」を大阪夕刊1面で執筆掲載。2009年には国内3例目となる希少鉱物・マックギネス石を和歌山県岩出市で発見。2011年、産経新聞社和歌山市局長をへて、2012年、文化部長就任。同時に夕刊連載「宝の石図鑑」の執筆を開始、2019年3月まで238回掲載されました。これが本日ご紹介する単行本「鉱物語り(いしがたり)」の原型となっています。2017年、編集企画担当部長兼夕刊編集長に就任、その年に世界で2例目となるピンクデュモルチ石を兵庫県神河町で発見。執筆活動とともに取り組んでいた展示企画では、2018年、貝塚市立自然遊学館で特別展「きらめく宝の石」展を開催されました。そして、昨年2019年、産経新聞社を退社。清風学園常勤顧問とともに、大阪大学総合学術博物館非常勤研究員として鉱物資料等の整理・展示作業に携わり、10月に創元社から「鉱物語り(いしがたり)」を出版されました。来月2月15日から豊中市公民館で「大阪大学サイエンスカフェ講座「鉱物語り~採集から教育まで~」を開催予定という藤浦さん、今夜は産経新聞社での思い出も織り交ぜながら「鉱物(いし)」の魅力、楽しみ、秘密など時間の許す限り伺っていきたいと思います。

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おとなの文化村(600) 一心寺長老 高口恭行さん

第600回を飾る今夜のお客様は「一心寺長老」高口恭行さんです。

高口さんは1940年(昭和15年)京都のお生まれ。甲陽学院中学・高校を卒業、京都大学に進学。1963年工学部建築学科を卒業、大学院修士課程、博士課程をへて京都大学助手に就任されます。そして1972年、32才の時、空襲で全焼した一心寺の復興・再建を担うべく一心寺住職に就任。1974年工学博士号を取得、1975年(昭和50年)から奈良女子大学住居学科環境デザイン助教授、1980年から教授として教鞭をとられます。この間、1980年(昭和55年)造家建築研究所を開設。建築家・大学教授・一心寺住職と、1992年奈良女子大学を退職されるまで三足のワラジを履くことになられます。奈良市国際観光都市審議会委員、大阪市総合計画委員、近畿圏すばる計画委員会委員などを歴任。一心寺においては「一心寺シアター」の建設と小劇場支援、学生演劇祭などの開催、お寺の新しい活動・行事の開催に取り組まれました。今夜は「お骨仏」「ガラス屋根の山門」「三千佛堂」「一心寺シアター俱楽」などを通じて大阪の人たちに親しまれる「一心寺さん」についてあれこれお話を伺いたいと思います。

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