おとなの文化村(438回) 五代目旭堂小南陵さんと四代目玉田玉秀斎さん

なにわを語るなにわなピープル、今夜のお客様は11月25日そろって襲名披露興行をなさいます上方講談師、お二人におこしいただきました。まずは五代目旭堂小南陵を襲名される旭堂小二三さんと四代目玉田玉秀斎を襲名される旭堂南陽さんです。

小二三さんは2001年平成13年7月、旭堂小南陵、現四代目旭堂南陵師匠に入門、大阪八尾市の出身でOL、俳優をへて講談の世界に入り、講談はもちろん各種メディア、講演、舞台、MCなど各地で精力的に活動され、第70回文化庁芸術祭新人賞など受賞されました。南陽さんは2001年平成13年11月に、おなじく旭堂小南陵、現四代目旭堂南陵師匠に入門。大阪平野区の出身で高校時代にスウェーデンに長期留学、大阪市立大学法学部卒業という経歴の持ち主ですが、講談を全く知らなかった司法浪人時代に「弁護士も講談師も最後に「し」がつているから一緒や・・・」との師匠の一言で講談師になった変わり種。そんなお二人がそれぞれの新しい取り組みにもチャレンジしつつ修業をつみ、今週金曜日に国立文楽劇場で「W襲名披露興行」を行うことになりました。奇しくも新米講談師時代にアルバイトしていた「ワッハ上方のミユージアムショップ」そのオーナーがなんとノイリンというご縁でもつながっています。

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おとなの文化村(437回) 本屋さん「隆祥館書店」店主 二村知子さん

今夜のお客さまは大阪安堂寺町にある 町の本屋さん「隆祥館書店」店主、二村知子さんです。

二村さんは1960年、大阪南区(現在の中央区)のお生まれ。小学校2年生から浜寺水連学校に通いシンクロナイズドスイミングの世界に。1977年「全日本選手権シンクロ大会チーム競技1位、環太平洋パンパシフィック大会3位など日本代表選手として活躍をされました。現役引退後は子育てをしながら、コーチとして活動を続けられましたが、1996年、お父様が創業された隆祥館書店に入社することに・・・。以来、書店経営に携わって20年、作家と読者をつなぐ企画を150回以上つづけるなど「本を売ることだけではなく、本屋という町の文化を残したい」と日々奔走されています。千人のお客さまの顔と名前、その好みや好きな作家さんが頭に入っているという二村さん。今夜は、まちのちっちゃな本屋さんにかける二村さんの思いや、わがまち大阪について語っていただきましょう。小学校時代は、おなじく浜寺水連学校に通っていたものの、相撲の思い出しかないというノイリン、がっぷり四つでお話を聞いてください。

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おとなの文化村(436回) なんばひろば改造計画 和田真治さん 西川孝彦さん

今夜のお客様は来る11月11日、12日、13日の三日間「なんば駅前で開催される『なんばひろば改造計画』実行委員会事務局の和田真治さん、西川孝彦さんのお二人です。

和田さんは南海電気鉄道株式会社に在籍。昭和38年1963年姫路市のお生まれ。清風南海高校から大阪市立大学を卒業、南海電気鉄道株式会社入社。経理部、グループ事業室、経営企画部等をへて、現在 営業推進室 なんば・まち創造部部長として活躍されています。西川さんも南海電鉄に在籍。昭和38年1963年、東淀川区のお生まれ、府立生野高校から京都大学工学部を卒業、南海電気鉄道に入社。専門職として高架化事業やなんばパークスの開発などに携わってこられました。今回、地元の町会、商店街、企業と27団体でつくる「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」と大阪府、大阪市、大阪商工会議所でつくった「なんば駅周辺道路空間再編社会実験実行委員会」事務局として活動されています。次なる100年のなんば駅前が国際集客都市、大阪のおもてなし玄関口にふさわしい姿になることを目指して行われる3日間社会実験の「なんば広場改造計画」とは、どんな内容なのかお話を伺いたいと思います。この協議会が立ち上がったころ商店街理事長をしていたノイリンも興味津々、よろしくお願いします。

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