おとなの文化村(432回) 劇団新制作座 小津和知穂さん

今夜のお客様は劇団新制作座の小津和 知穂さんです。

小津和知穂さん、本名・真山美乃さんは1965年、福岡のお生まれ。1983年劇団新制作座入団、19歳で新制作座フェスティバルのポルカで初舞台。真山美保作・演出「泥かぶら」梅吉役・こずえ役を経て23歳の時泥かぶら役に抜擢されました。27歳で真山青果作品の「坂本龍馬」のお良役など、舞台俳優と制作・経営の経験を積みながら、海外公演や中国京劇界との合作、京劇「坂本龍馬」の協力隊として中国各地の公演に従事すます。2005年再び泥かぶら役で出演、2015年に次の泥かぶら俳優にバトンを渡し舞台から引退。劇団の全国公演や演劇講座等を手がけておられます。昭和27年から演じ続けられ、劇団新制作座の歴史ともいえる作品「泥かぷら」。来月11月2、3日に開催される大阪公演を前に、あらためて本公演にかける思いを熱く語っていただきましょう。

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おとなの文化村(431回) コモード・アートフェスティバル 林僚児さん

今夜のお客様はアーティスト、アートディレクターの林僚児さんです。

林さんは1978年生まれ、 長野県小諸市のご出身。2001年東京造形大学油絵科を卒業。2002年から沖縄コザを拠点に全国各地のアートプロジェクトのディレクションや制作、マネージメントなどに関わっておられます。地域に密着し、土地の人々の表現を引き出すのが特徴で、土地固有の文脈や民俗、アニミズムや旧暦など現代に埋もれた基底文化や感覚、無意識の水脈をノックするアートプロジェクトを展開。2002年からコザ十字路銀天街での「CUVAプロジェクト」を皮切りに多くの企画、制作、アートイベントに取り組み、アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)最多出場団体として活動されています。そして2005年、コザ市に「スタジオ解放区」を設立。2008年から2013年まで 「沖縄市タウンマネージャー」として沖縄市中心市街地のまちづくりに携わられます。沖縄を舞台に「コザ百匠一起」「ありがとうアーケード」「銀天街タワー」 「沖縄国際芸術祭WANAKO」「全国アートNPOフォーラムin沖縄」など数多くの事業を開催、共同開催されています。さらに台湾や福島県いわき市での活動とともに、2013年に、淡路島洲本市の  「淡路島アートフェスティバル、しばえもん狸と萬狸の八変化饗宴/コモード・アートフェスティバル」の総合プロデューサーに就任。淡路島・洲本に伝わる「柴右衛門」という狸の民話。日本三名狸物語にも数えられるこの民話をモチーフに、現代のタヌキ=アーティストたちと地域が協働、新たな「マツリ」を創造するプロジェクトとして地域のみなさんとアーティストが連係して取り組んでこられました。4年目となるこの秋には、日本狸学会による「全国狸サミット」が洲本で開催されます。狸の民話を媒介に全国から人々の集うこのサミット・・・。しばえもん狸と深いつながりがある大阪道頓堀との連携が企画されています。今夜は、大阪のお世話役ノイリンから、あれこれとお話を伺っていきたいと思います。

 

 

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おとなの文化村(430回) 総合デザイン協会DAS 嶋 高宏

今夜のお客様は一般社団法人総合デザイン協会DAS理事長 嶋 高宏さんです。

嶋 高宏さんは1938年、大阪のお生まれ。関西大学社会学部新聞学科在学中より重成基氏に師事、アラ商事宣伝部、広告代理店日商社、その他デザイン事務所チーフに就任されます。1973年に独立、株式会社嶋デザイン事務所を設立されます。各企業のCI戦略、社内研修講師、通商産業省国際デザイン交流協会関連のフォーラム等、イベント、セミナーに協力。その他イベントプロデュースやワックス彫金、ガラス創作など多彩な分野で幅広い活動。現在日本の伝統文化とデザイナーとのコラボ展覧会などプロデュース。受賞は京都産業デザイン展[ 市長賞受賞]はじめ、京都新聞主催企画コンクール[ 最優良賞受賞]サインデザイン協会[ 金賞・銅賞受賞第13回ラハティ国際ポスタービエンナーレ ’03[入選]]など数々の賞を受賞されています。大阪交通局プロポーザルコンペではグラフィックデザイナーですが「御堂筋線梅田駅 照明&駅環境」 デザインに採用されました。現在は一般社団法人総合デザイナー協会の理事長もされております。今月9月28日からあべのハルカス大阪芸術大学ではじまるDAS60周年記念展の内容も紹介お願いします。

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