おとなの文化村(545) 街角企画株式会社 山本一馬さん

今夜のお客さまは「街角企画株式会社、代表取締役、まちづくりコンサルタントの山本一馬さんです。

山本さんは1972年(昭和47年)三重県四日市のお生まれ。幼少期に通天閣の近くに引っ越し、大阪府立高津高校から大阪大学に進み、環境問題や建築を学び海外に留学して有名建築家になろうと将来計画を立てていました。そんな折り、大学に泊まり込んでいた4年生の時、阪神淡路大震災に遭遇。在学中に震災復興に携わる中で人とまちを結びつけるまちづくりこそ大切だと感じ、大学院で学んだあと阪神淡路大震災の復興を手がけるコンサルタント会社に就職されました。そして2004年(平成16年)、街角企画株式会社を設立。大阪、京都を中心に、地域住民や商店街、事業者などのコミュニティが取組むまちづくりやにぎわいづくり、防災活動をサポート。身近なところでは、大阪中央区の魅力を発信する冊子「未来わがまちガイドナビ」をノイリンをはじめとする区民の活動として発行する取組みを長年コーディネートされています。平たくいうと、まちを元気にしたい、なんとかしたいと悩んでいるグループをサポートしながら、まちづくりをお手伝いするのが仕事という山本さん、今夜は町衆として長くまちづくりを実践してきたノイリンやのぐったんと多いに語りあっていただきましょう。

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おとなの文化村(544) ワオンプロジェクト 田中冬一郎さん

今夜のお客さまは「一般社団法人、ワオンプロジェクト」代表、田中冬一郎さんです。

田中さんは昭和49年北海道のお生まれ。同志社大学経済学部を卒業後に地域経済に長く関わりたいと考えて大阪の地方銀行に入社。一方で大阪の市民活動や文化活動にも貢献したいと考えて2007年に一般社団法人ワオンプロジェクトを立ち上げ、代表として全ての企画立案に関わってこられました。これまで、大阪・日本橋で多目的スペース「アトリエ輪音」の運営、道頓堀で手作りマーケット「とんぼりワッショイ」の開催など、「若手芸術家支援」事業、中津で住み開きスペース「日常避難所 511」の運営など、銀行マンのお仕事をつづけながらさまざまな仲間と活動し続けて来られました。現在、大阪中津でフリーペーパー専門店「はっち」と、読書会専門店「KENKADOU511」の2店舗を毎週運営しながら、「関西圏の想像力を可視化する」をコンセプトにした公募型アウォード「クリエイティブアウォード関西」を2013年から開催。昨年からは全国の図書館と連携してローカルメディアの合同巡回展「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー」を開催されています。ご自身のフェイスブックページには「パラキャリ本屋」「ブックコーディネーター・終活カウンセラー・ファイナンシャルプランナー&ファンドレイザー」などなど40近い「あやしげな肩書」もならぶ田中冬一郎さん・・・到底30分では紹介しきれないと思いますが・・・ノイリン頑張ってくださいね!

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おとなの文化村(543) 現代着物協会 小野宏積さん

今夜のお客様は「一般社団法人、現代着物協会 代表理事、小野宏積さん」です。

小野さんは1951年山口県のお生まれ。山口高校から京都大学工学部石油学科にすすみ、ノーベル賞受賞者の福井健一先生の「8年も頑張ったんだからいいじゃないの」の一言に救われ無事卒業。特許事務所に就職して、使い捨てカイロ、ゲーム機のスロットマシン、半導体やLEDなど定年退職するまでさまざまな発明に関わってこられました。そんな小野さんが次の人生を決めたのは60歳が見え始めたころ・・・。50肩になったのがきっかけで簡単に着られる着物を開発、製造販売レンタルをする世界へと入って行きました。そして持ち前の研究心とチャレンジ精神で、新しい衣装としてデザインし簡単に着られる工夫を盛り込んだレンタル着物「和美換(ワビカエ)」ブランドを商品登録。老若男女、体の不自由な方でも気楽に気軽に着られる着物として、いま海外からの観光客にも愛用されています。京都には着物が似合う場所があるけれど大阪にはないことを寂しく思っていた小野さん、新世界が大正モダン昭和レトロのテイストが色濃く残る町であることに気づき、「新世界を着物モダンの聖地に」と「新世界着物day」を今年5月から開催。和文化を通じた観光振興とともに新世界エリアの活性化にも取り組んでおられます。今夜は文化村も一日着物dayとしゃれこんでオンエアです。

 

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