おとなの文化村(529) ヒューマノイドロボット 坂本元さん

今夜のお客様は「有限会社はじめ研究所」代表の坂本元(はじめ)さんです。

坂本はじめさんは1967年(昭和42年)和歌山県田辺市のお生まれ。1989年、上智大学理工学部電気電子工学科を卒業、川崎重工業に入社。2000年に退社され、2002年(平成14年) ヒューマノイドロボット、機械制御・ロボット制御システムの開発・製造を手掛ける「有限会社はじめ研究所」を設立されました。ROBO-ONE優勝、ロボカップ優勝、ロボットを提供したチームの優勝など数々の伝説を作り上げたヒューマノイドロボットの先駆者として、この世界では知らない人はいない存在です。高校時代「ガンダム」のプラモデルをきっかけにロボットの仕事がしたいという夢を追い続け、40センチのロボットからスタートいままで50種類・200体以上のロボットを製作した坂本さん、最終の夢はガンダム、18メートルロボット。今年、地元西淀川の町工場グループ「NKK」のプロジェクトリーダーとして、4メートルの2足歩行ロボットを完成されました。今夜はガンダムを目指す坂本さんの夢をたつぷりとお伺いしたいと思います。

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おとなの文化村(528) 松竹新喜劇 植栗芳樹さんと渋谷天笑さん

今夜のお客様はこのたび「劇団創立70周年記念公演」を開催することになった松竹新喜劇からお二人の若手をお迎えしました。

植栗芳樹さんは1981年・昭和56年、大阪府の出身。平成19年9月「松竹新喜劇」に入団、コミカルで元気な演技が特徴で、どんな役にも一生懸命にぶつかる姿勢で劇団以外の公演やテレビ、CMなど数多く挑戦されています。渋谷天笑さんは1984年・昭和59年、大分県の出身。平成22年4月「松竹新喜劇」に入団。胡蝶英治として活躍、昨年9月公演より二代目渋谷天笑を襲名。劇団きっての若手二枚目俳優として、舞台のみならず映像での活動も積極的に取り組んでおられます。来る9月3日から道頓堀松竹座で開幕する今公演では、人情喜劇の名作、茂林寺文福~曾我廼家十吾作の「人生双六」を、主人公宇田信吉役を藤山扇治郎さんが、その友人浜本啓一役を植栗さと天笑-さんがWキャストで演じることになっています。今夜は、次の時代を背負うフレッシュなお二人から見どころをはじめ、劇団設立70周年にかける思いなど、たっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(527) 上方噺研究家 狐狸窟彦兵衛さん

今夜のお客さまは上方噺研究家の狐狸窟彦兵衛(こりくつひこべえ)さんです。

狐狸窟彦兵衛さん、本名 彦坂真一郎さんは1958年(昭和33年)兵庫県の生まれ。大阪池田市で幼稚園から高校までを過ごし、1982年 大阪市立大学を卒業、読売新聞大さん本社に入社。神戸支局、洲本支局、大阪本社経済部、メディア戦略室勤務をへて、2003年、岡山支局長、2005年、奈良支局長として活躍されたあと、広告局、大阪読売サービス出向をへて2016年神戸総局、大阪本社記者として勤務されています。中学生の頃から落語が大好きでしたが、就職後は寄席通いもままならなかった彦坂さんですが、インターネット担当の時に落語中継を企画したのをはじめ、奈良支局時代に笑福亭純瓶さんらと出会い落語や講談の脚本執筆、落語会の開催などを手掛けられました。そして2015年から「よみうり文化センター天満校」で、笑福亭純瓶さんと「噺家と行く落語散策そぞろ歩き」を開講、この度3年間のテキストをまとめて「笑福亭純瓶と行く上方噺三十六景、落語散策そぞろ歩き」を出版されました。新聞記者としても長いキャリアを持つ彦坂さんならではの内容となったこの著書の紹介を中心に、今夜は彦兵衛さんに文化村の高座に上がっていただきましょう。

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