おとなの文化村(332回) 小鯛雀鮨すし萬 小倉宏之さん

今夜のお客様は、先日、創業360年を迎えられた「株式会社小鯛雀鮨すし萬」代表取締役会長、小倉宏之さんです。

「すし萬」さんは、1653年 承応2年、大阪横堀で鮮魚商を開業。「なにわ名物すずめずし」を販売されます。1700年代、宮中に献上する際に「小鯛をもちいて雀すし」を創作したことから「小鯛雀鮨」と称し、いまも登録商標されています。小倉宏之さんは昭和27年生まれの62才、昭和59年に15代目社長に就任。現在、持ち帰り店舗15店、レストラン13店を、大阪 東京 横浜 名古屋 神戸で展開されています。そして、ことし6月、ご長男・康宏さんに16代目を渡して会長に就任されました。今夜は、老舗360年をつなぐ思いや、大阪の食文化など、たっぷりと語っていただきます。

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おとなの文化村(331回) 松竹新喜劇 曾我廼家寛太郎さん 藤山扇治郎さん

今夜のお客さまは、11月8日から道頓堀・松竹座で行われる「松竹新喜劇 錦秋公演」を前に、お二人の劇団員さんをお招きしました。まずお一人目は、この番組初登場の「曾我廼家寛太郎」さんです。もうお一人は、昨年もゲストにお越し頂いた「藤山扇治郎」さんです。

曾我廼家寛太郎さんは昭和33年、大阪生まれの大阪育ち。大阪芸大を卒業後、昭和56年に松竹新喜劇入団、南座で初舞台。翌57年に上方喜劇の始祖「曾我廼家」の名跡を受け継ぎます。藤山寛美さんのもとで喜劇を学び「笑えて泣ける」上方喜劇の王道にこだわり続けておられます。藤山扇次郎さんは昭和62年生まれの27歳。昭和の喜劇王「藤山寛美」さんの孫、藤山直美さんは伯母にあたります。幼少より日舞や小唄に親しみ、6歳で初舞台。関西大学卒業後は「青年座研究所」にて演技を学び、テレビドラマなど活躍の場を広げられます。そして昨年、藤山寛美の当たり役のひとつ「お祭り提灯」の丁稚役で松竹新喜劇へ正式加入をされました。今夜はこのお二人から「松竹新喜劇の魅力」この秋の公演の見どころなど、たっぶりと語っていただきます。

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おとなの文化村(330回) ミナミジャズウオーク2014 内藤咲恵さん 吉川裕之さん

今夜のお客さまは11月9日に開催される「ミナミジャズウオーク2014」から「プリーズ オブ ディキシーランド」のトランぺッター、内藤咲恵さんにお越しいただきました。そして今夜はもうお一人、この番組二度目の登場となるサウスサイドジャスバンドのリーダーで「ミナミジャズゥォーク」の事務局長をつとめる吉川裕之さんにもお越しいただいています。

「ミナミジャズウォーク」は、ジャズの発祥のまち・ミナミを舞台に、「Jazz City Osaka」の創出を志として、2000年から難波の「元・精華小学校」を会場に9年間にわたって開催されてきました。そして、5年前の2009年からは「まち歩きとジャズ」を融合させ、地元商店・企業・飲食店・ホテルなどを会場に、街へ広がるイベントとして開催されています。15回目を迎えることしは、トラディショナルから旬の若手ミュージシャン、ベテランまで総勢26グループ150人が集い、ミナミ界隈の7か所8会場で演奏を繰り広げます。お客さまは、ミナミの各会場を自由にまわりながら、お気に入りのジャズを楽しみ、「食」や「まち歩き」を満喫していただけるというしかけ・・・。日本のジャズ発祥地「ミナミ」にふさわしいジャズのお祭りをお客様・地元・出演者と共につくりあげ、ミナミの新しい「音の風景」が地域の活性化やまちの魅力再発見につながることでしょう。今夜は、今年の「ミナミジャズウォーク」の魅力をたっぷりとお話していただきます。

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