おとなの文化村(540) AGRI BASE NARA 生田優希さん

今夜のお客様はAGRI BASE NARA協議会 会長、生田優希さんです。

生田さんは大阪府(高槻市)のご出身。大阪府立茨木高校卒業、奈良女子大学・大学院で分子生物学を専攻し2014年製薬会社入社。東京で法人営業業務を担当されました。27歳で自身が癌になったことをきっかけに働き方や健康の要でもある食事の大切さを再考。企業に属しながら新しい働き方に挑戦し体現したいとNext Commons Lab奥大和の事務局メンバーとして社内公募で参加。奈良ではイベントの企画運営実行や広報を担当。日々の活動を通じ奈良の素晴らしさ、ローカルの可能性を感じていく中でAGRI BASE NARAの構想を有志の仲間と形作り、その夢を実現すべく今回クラウドファンディングに挑戦されています。趣味はボディメイク、ロードバイクという生田さん、今夜は現在クラウドファンディングで取りくむ「里山に食+農の図書館とシェアキッチンをつくりたい」というプロジェクトのお話を中心に奈良、奥大和の魅力などをたっぷりと語っていただきましょう。

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おとなの文化村(539) 南蛮文化館 矢野孝子さん

今夜のお客様は「南蛮文化館、館長(理事長・学芸員)矢野孝子さん」です。

矢野孝子さんは昭和23年、1948年大阪太子町で生まれ中津で育たれました。生家の北村家はかつて中津一帯に土地を保有する地主でしたが、大阪空襲で生家は壊滅、学徒動員で出征した満州から帰国した父芳郎さんは、家の再建や相続でたいへん苦労されたそうです。もともと大学で日本史を学び、東洋と西洋の交流史に関心か高かった芳郎さんは、40歳のころから南蛮美術品の収集を始められます。そして昭和43年、1968年、念願だった私設美術館「南蛮文化館」を阪急中津駅前にオープン。孝子さんはお父様の期待にこたえるべく、帝塚山学院大学で美学、美術史を専攻して学芸員の資格を取得、お父様の志を継いで理事長・学芸員として館の運営に取り組んでおられます。気温と湿度が大切な展示品に影響を与えないよう、当初から気候のいい5月と11月の2ヶ月間に限って開館している「南蛮文化館」。重要文化財の「南蛮屏風」や、福井市の旧家からみつかった「悲しみのマリア像」など貴重なコレクションの数々を見に訪れる熱心なファンに支えられ、本年開館50周年を迎えられました。いったん散逸すると二度と系統立てた収集は不可能なものがこれら美術品。私設美術館の維持に苦労されながらも、お父様を誇りに思い日々活躍する孝子さんの思いをたっぷりお伺いしたいと思います。

 

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おとなの文化村(538) ギタリスト 森俊樹さん

今夜のお客様はFM OH!のあるビル湊町リバープレイスでブルーズギター&スライドギター教室をやられているギタリストの森俊樹さんです。

森さんは1960年、大阪の生まれ。兄の影響で小学5年の時からギターを弾き始められます。中学の頃にB.B.キング、マジック・サム、オールマン・ブラザーズ・バンド、そしてウエストロード・ブルーズバンドなどのレコードを聴き、ブルーズ&スライドギターの魅力にとり憑かれます。高校時代に兄と結成したブルーズバンド『真一郎ブラザーズ』で初めてステージに立たれます。その後も兄と活動を続け、偉大なブルーズマスター“塩次 伸二”氏から当時「富田林のマムシ兄弟」と命名されます。そしてトリプルギター&ツインドラムへと進化させ、バンド名も『Sticky Swell(スティッキー・スウェル)』と改める。オールマン・ブラザーズ・バンドやレイナード・スキナードなどの曲を演奏し、バーボンハウス2Daysライブ出演や関西の人気都市情報雑誌“Lマガジン”の人気投票において第1位を獲得するなどバンド活動は順調でしたが、1984年に惜しくも解散。以後は、『大上留利子バンド』等を経て、現在は日本を代表するブルーズマン永井““ホトケ”隆とのデュオ『Blues Paradise』、田中晴之との『Perfect Blues Duo』そして『森俊樹BAND』等で活動中です。今夜はブルーズ大好きな、のぐったんもワクワクする関西のブルーズ事情をお聞きし、近々出演されますライブを紹介して頂きます。

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