Posts tagged: 2025/02

おとなの文化村(865)  木彫前田工房 前田暁彦さん

今夜のお客様は「だんじり祭り」で使用される「だんじり」に施される木彫(だんじり彫刻)を主に制作する「木彫前田工房」代表取締役、前田暁彦さんです。

前田さんは昭和51年(1975年)堺市のお生まれ。小さいころから地元の地車まつり祭りに参加し、誰がつくっているのだろうと感動を覚えたそうです。高校卒業後、彫師を決意するものの親の反対もあり、一度は大学に進学。しかし大学卒業の頃に、地元の地車新調を手掛けられた「岸和田木彫会」の岸田恭司親方と出会い、平成11年(1999年)に弟子入り。一度は諦めた彫師の世界に入りました。比較的遅いスタートでしたが、平成20年(2008年)に岸和田市で「木彫前田工房」の屋号を掲げ独立。令和3年(2021年)1月、工房を大阪市内、天満宮近くに移転、法人化。個人経営が主流である伝統工芸業界において、事業拡大・多分野への進出を図り伝統技術の持続的継承に取り組まれています。2021年5月に完成した「日光東照宮三日月分霊神輿」は、神輿全体で日光東照宮を表現し、現在ではベトナムの「ダナン三日月リゾート&スパ」に展示されています。「だんじり」「神輿」といった作品分野だけでなく、個人や企業向けとしてオーダーメイドの置物、表札、看板、インテリアなども多く受注し、製作。活動は国内にとどまらず、ヨーロッパを中心に展示会や美術展に数多く出展、積極的に海外展開を行い、フランス・オランダやアメリカ・ロサンゼルス・アブダビなど、海外各地へ日本の木彫刻の魅力を伝えるべく、精力的に活動を続けておられます。先日、フェニーチェ堺で開催された「関西・歴史文化首都フォーラム」で前田さんと出会ったというノイリン、さっそく天満の工房にお伺いしてのご出演となりました。

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おとなの文化村(864)  グランドサロン十三 宮田泰三さん

今夜のお客様は、昨年11月 第852宮田さんは回に出演いただいた「グランドサロン十三」経営の宮田泰三さんです。

宮田さんは1969年大阪市生まれ、3才まで淀川区十三で過ごされました。1992年、大学を卒業し鉄道会社に就職。およそ30年間、本社や地方支社、お客様センター等にて勤務した後、2020年に賃貸不動産と老舗キャバレー「グランドサロン十三」の事業を先代である父から承継されました。
コロナ禍を乗り越えた2021年暮れから、キャバレーの営業外の日時に貸切利用する「貸会場事業」を本格展開し、集客イベント・貸切パーティ・撮影等に活用され世間に知られるようになり、キャバレーの営業にも好影響を与えているそうです。「キャバレー」は昭和30~40年代に全盛期を迎えた娯楽場。日本の経済成長率が年平均10%を超えるほど元気な時代に、猛烈にあるいは活き活きと働いた方々の息抜きや娯楽の場として、広くて煌びやかなキャバレーは多くのお客様ともてなすホステスで連日賑わったといいます。しかし時代の流れと共に全国的なキャバレー人気は徐々に衰退していき、特に2010年代には全国のキャバレーが設備老朽化や収支悪化などにより残念ながら閉店を余儀なくされてしまいました。宮田さんは、1969年創業のグランドサロン十三を「文化施設」と捉え、いまや全国でも希少となったキャバレーの現役営業と新たなニーズである貸会場事業を通じて、より多くの方々に活用され、また十三の地域振興にも貢献したいとの思いで経営をされています。ノイリン、のぐったんの地元、難波千日前の「ユニバース」閉館のニュースとともにまたキャバレーが注目されるいま、宮田さん、再びのご登場です。

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2025/01月〜06月放送分

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