なにわのヨッサン とっておきの【音楽交遊録】・・・・吉川智明(089)
万城目…我々中高年にとって、この名前は“旅の夜風”(映画「愛染かつら」の主題歌)“リンゴの唄”(終戦直後の大ヒット曲)“この世の花”(島倉千代子のデビュー大ヒット)を思い出し、万城目は“まんじょうめ”としか読みようがなかった…んだけど、昨年、ヨッサンの番組公開録音(ブックストア)に登場して下さった方の読み方に面食らった!
万城目…“まきめ”…作家?!彼の著書「プリンセス・トヨトミ」が映画化…しらなんだ!!
そんな万城目学“まきめまなぶ”は…1976年2月27日大阪は谷町生まれ、もうこれだけで親近感が沸沸(ふつふつ)と湧いてきて、彼の著書をむさぼり読む…南海本線、難波~貝塚はいつもは急行なのに、ゆっくり彼の本を読むためにわざと各駅停車…23の駅をゆったり乗っての読書タイム。果たして、映画「プリンセス・トヨトミ」は興行収入15億4千万(年間ベスト27位)。
さて、年男・年女…1964年生まれ、1952年生まれから、ヨッサンの番組ゲストや会話を交わしたお方を上げていくと…!?
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元宝塚歌劇団月組トップスター真琴つばさ…鰻谷のスポニチプラザでの公開録音は楽しかった!!収録中、彼女は行き来する通行人に声をかけては手を振る…“真琴つばさで~す!”…それも1度ならずも2度、3度!!自己PR力とお客様を楽しませるバイタリティ。
バイタリティ…といえば大西ユカリ。歌唱力だけでなく、爆笑トークがたまらない!スタジオに現われるだけでヒマワリの花がパッと咲く…そう!新世界の臭いや!!平松前大阪市長とのデュエットソング“ウェルカム大阪”の新曲発表記者会見ではヨッサンは司会を担当。勿論、深夜番組「大人の文化村」でも大プッシュ…したけど、凄いヒットはなりませんでした。
バイタリティとマシンガントーク…そう!クラシックピアノ界に鮮やかで華やかな花を咲かせる…といえば熊本マリ。この紙面でもご登場。今年もコンサート開演3時間前に120グラムのステーキか鰻重を食べエネルギー源にして活躍することでしょう。
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さてさて、今年還暦組では…現役時は“年齢不詳”だった元宝塚歌劇団スターとよくお仕事したもんだ。峰さを理や高汐巴…ミネちゃんは敦賀市のかまぼこ店の娘、ペイ(高汐の愛称)は確か本名が美子…そこで初代林家三平のギャグ“よし子さ~ん”から三平のペイとなった。
ガンダーラのタケカワユキヒデも忘れられない…1970年代後半…ヨッサンとこにきて“お願いです。ワンコーラスでもいいから放送で流して下さい!”あの謙虚さが今日の彼を作ったんや!!
この紙面を飾った松坂麗子も遂に大台か!?今度、ゆっくりご紹介したい和太鼓のソリスト林英哲の太鼓との出会いは面白いですよ!!?グラフィックデザイナーの横尾忠則に憧れて佐渡島に向かったら…太鼓叩きになってもたお話し。クラシックのソリストだとピアニストの花房晴美さんも思い出深い…あれはピアノとギターの共演を初体験。数週間後“ギターとの合わせは生まれて初めてでしたし、とても面白かったです”とお礼の葉書。あの頃は郵便番号は“530”だけだった。
もう1人…いまだもぎたてのフレッシュさを漂わせてくれるソリスト…ソプラノの鮫島有美子。(ウィーン在住)1952年1月8日生まれ。20数年前に初DJに挑戦してもらいニューイヤー特別番組を制作…声に微笑を、心に歌をない交ぜにしながら、マイクの前で演じながら語ってくれました。
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このほか、FM大阪DJ谷口キヨコ、山本シュウも年女・男。全盲の新垣勉、中西圭三、事業部長時代に初手打ちコンサートをやった高橋克典、B‘Zの稲葉。平松愛理は一緒にイベント出演。なんだか記憶を手繰っていくとおもろいですネ!!?(よしかわ・ともあき FM大阪くらこれ企画プロデューサー)
ヨッサンこと吉川智明さん(FM大阪のスタジオで)